宝塚歌劇、花組公演『蒼月抄』 『EL DESEO』を観劇した。
最近は宝塚大劇場での公演は全て観劇しているものの、いまだ推しもおらず特定の組を推すでもないゆるゆるスタイル。そろそろ推しを作って狂いたいのに恋に堕ちる気配がない。
今回の公演は友人が友の会で当ててくれたでS+席(15列目)に同伴した。
宝塚の感想を書く時は毎回書いているけれど私はヲタクで宝塚歌劇を愛しているものの、ガチガチの宝塚ファンではないのでヅカ用語は使いませし愛称で呼んだりもしません。
スターは敬称略が礼儀…と考えているので「さん付け」表記はしませんのでご容赦ください。(もちろんご本人と対面で話をする機会があれば『さん』付けでお呼びします)
『蒼月抄』

蒼月抄
大変申し訳ないのだけれど、私は和物が苦手。「宝塚はドレスとヨーロピアンな宮殿とか城を観に行くとこ」と思っていて、和物とか現代物は基本的にちょっと好みではない。
しかしですね。花組は次の公演が『エリザベート』と決まっている訳ですよ。前回の『悪魔城ドラキュラ』ではトップの永久輝せあは長髪が似合っていたので、間違いなくトートも似合うはずなんですよ。しっかり観ておかねばなりません(使命感)
永久輝せあ…やっぱり長髪似合うわ。ほぼ、髪くくってたけど。ザンバラ髪になった姿は最高だったわ。しかも歌唱に安定感がある。なるほど花組で『エリザベート』なのも納得できる。これはトートが楽しみ過ぎる。
印象的だったのが平清盛を演じた英真なおき。スキンヘッドなの素敵に見えちゃう不思議。専科の方なのね。それにしてもナイスミドル感半端なかった。
時代劇マニアとして突っ込むとすれば一ノ谷の戦いがショボくて残念だったなぁ~ってこと。大階段を降りてくるだろうことは想定していたけど、もっと派手にやって欲しかったなぁ。平家側視点なので仕方ない…と言えばそうなのだけど見せ場にしては地味だった。
『平家物語』で滅びの美学がテーマになっているので脚本的に恋愛要素は限りなく薄くて、そこのとろは物足りなかった。だけど和物が好きなファンがいるのも理解しているし「日本的な恋愛ドラマである」と言われてしまえば確かにそうではある。
『EL DESEO』

EL DESEO
「宝塚はお芝居の方が断然好きです(キリッ)」っと公言して憚らない私だけど、少しずつレビューの良さを理解しつつある。「もしかすると宝塚歌劇の醍醐味は芝居ではなく、レビューなのかい? そうなのかい?」と。
『EL DESEO』は正直、私好みの方向性ではなかった。「スパイシーショー」と銘打っているだけあって、極彩色の南米がテーマだった。たぶんメキシコ…サボテンとかアステカ文明とかマヤ文明とか。私…本質的にヲタクだし『月刊ムー』とか履修しているので、彼の国のぶっ飛び感は理解しているつもり。私。宝塚にはお姫様と王子様とドレスを求めている民なのでラテンとか、あんまり求めてない…求めてないだけど…
素直に楽しかった!
原色爆発の一般人が身につけたら爆死しそうな衣装なのに、タカラジェンヌが着るとあら不思議。素敵じゃないですか! めちゃめちゃ元気でパワフルな舞台だった。
特に今回は前列のファンサービスが大盤振る舞いだった気がする。「センターブロックの最前列に座っておられる人達は前世でどんな徳を積んできたんだろう…」なんてことを考えてしまうほどに。
舞台演出も衣装も私の好きな方向性ではなかったのに「凄いなぁ」と感心しちった。流石は花男! 色気ダダ漏れ!! 宝塚のトップスターの価値って「歌がうまい」とか「演技が上手」とか「ダンスが上手い」ってところだけでなく「スターとしてのカリスマ性がある」ってことが重要なんだなぁ~と改めて感じた。
そうそう。余談ではあるけど今回はオートフォーカス機能付きのオペラグラスを持参した。今までの観劇もオペラグラスは持参してたけど、オペラグラス機能が付いているのといないのとではストレス具合が天地の差だった。今まで使っていた物より少し重いけれど、今後はレギュラーとして使おうと思う。
次の宝塚観劇は月組公演『RYOFU』『水晶宮殿(クリスタルパレス)』。友の会で引き当てたSプラス席なのだけど、なんとタケノコ席2列目。宝塚に通いはじめて、これほどまでに前で観るのは人生初。楽しみ過ぎして夜しか眠れない。
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