緊急入院からリハビリ病院を経て老健に入所した義母は9月末で老健を退所することになっていた…のだけど、予想外に状況が変わってきた。
義母のワガママと義姉の勝手な振る舞いにより「9月末までには退所してもらいます」と厳しく言い渡されていたのだけど、義母はいまだ老健に入所している。理由はいくつかある。
- 義兄&夫が平謝りして施設側の印象が軟化した
- 義母も多少反省して騒ぎを起こさなくなった
- 義姉が体調不良で出てこなくなった
3つの要素のうち3番目の要素はめちゃくちゃ強かった。残念なことではあるけれど義姉は持病の調子が良くないらしく頻繁な出入りや口出しをしなくなったらしい。本当に自分本位で申し訳ない感想だけど「ありがたい」と思ってしまった。
そして。実はこの3点以上に決めてとなる理由があった。
先日、介護認定が行われたのだけど全員の予想を覆すような結果が出たのだ。「良くて要支援2。最悪要支援1の可能性があります」と言われていたのに、なんと「要介護2」の認定が降りた。
これは介護認定でズルをした…なんて話ではなくて単純に義母の調子良くなかったから。足腰の動は入院前と同じくらいに回復しているのだけど、手が動かなくなっている。この症状は以前にも出たことがあって、入院時にも食事も全介助が必要なほど手が動かない症状が出ていた。たた前回はいつの間にか症状が消えていて、普通に手を動かせるようになっている。
MRI等の検査は受けたものの原因はハッキリしていない。義母は「肩こりが原因だ」と言うのだけど、いくらなんでも違うと思う。それはさておき、介護認定が行われる前に症状が出て、いまだ手がよく動かない状況なので自宅に戻ることは難しく「さて、どうしましょうか?」と次の方法を考えているところ。
……とは言うものの、老健はずっといられる施設ではないので、義母の手が動かない問題が続くようであれば、他の施設を探すなり帰宅するにしてもヘルパーさんにお願いする体制を考え直すなりする必要がある。
手が動かない症状については、なんとも不可解ではある。前回は「入院したショック等もあったのかな?」くらいに思っていたけど、2回目ともなると「脳の疾患でもあるんじゃないか?」と疑ってしまう。だけど脳の疾患は無いそうなので、どうなっているのやら。
……ってことで義母の今後の身の振り方については、振り出しに戻った状態。
退所を勧告されたときは「退所して自宅に戻るなせ大掃除もしなきゃ、お正月は恒例のビーフシチュー持参かな…」などと考えていたけど、それについても一旦白紙。親の介護はその時々に合わせて対応するしかないってことを改めて思い知らされた。
義母の暮らしが今後どうなっていくのか、年末年始をどう過ごすのかについては分った時点で追々と。

