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宝塚と職場のお土産。

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先日、初宝塚観劇の奥様をエスコートして宝塚大劇場に行った時の話。

「ずっと宝塚にあこがれていたけれど初めて」と言う奥様のために事前に旅のしおり的なものを作成した。タイムスケジュールもそうだけど「はじめての宝塚」なので、観劇のコツなどをしたためたのだけど、その中に「お小遣いは多めに用意してください」との注意書きを付け足している。

……と言うのも。宝塚の物販ブースは宝塚のガチファンじゃなくても、物欲を刺激するものがたくさんあるのだ。いわゆる「お土産物」の類は女心をそそる物が多くて、うっかり爆買いしてしまう人が続出する。

親友のFと『ベルサイユのばら』を観に行った時、20年ぶりに宝塚を観るFはテンションが上がりまくって大量にお土産を買い込んでいた。夫を初めて宝塚に連れて行った時も夫は私個人的にパンフレットを買い、会社にお土産をあれこれ買い、公演デザートまで食べて物欲を爆発させていた。

もしかしたら初宝塚の奥様も爆買いしちゃうかもね…と思っていたら案の定だった。

家族に…友人に…と、あれこれお土産を選んでいたら結構な量になってしまう。彼女は「待たせてごめんね~」と謝っていたけど無問題。「ええんやで…ええんやで」と心の中で呟きながらニコニコ笑顔で待たせてもらった。宝塚の物販は沼なのだ……特に免疫が無くて宝塚に突撃するのであれば、物欲開放を回避するのは無理だと思われる。

ちなみ。私はその日は何も買わなかった。夫は糖質制限中でお菓子の類は控えているし、娘も大会前で体重を気にしている(実際は気にながらお菓子等も平気で食べているけど)ので、家族に菓子類を買う気にはなれなかったし、鉄の意志でもってグッズは買わない主義なのだ。

本当なら職場にお菓子を買っていくべきなのだろうけど今回はスルーした。お正月に家族で行った時は購入したけど「ちょいちょい宝塚を観に行っている」って事は職場の人にはあまり言いたくないのだ。

宝塚って「行ったことないけど1度観てみたい」って女性がわんさかいる。そして彼女達は気楽に「一緒に連れて行って~」と口にするのだ。

宝塚のチケットが映画くらい簡単に手に入るのなら「いいよ~。じゃあ、次の公演一緒に行く?」と言えるだろうけど、宝塚のチケットって手に入れるのが本当に難しい。なので「この人になら宝塚のチケットをお譲り…または同行してもいい」と思う人にしか、宝塚が好きだってことを明かさないことにしている。

今回お誘いした方は私にとって大事な人だし、家族にしてもFにしても「一緒に行きたい」って思える相手のためならチケットを取るための労力は惜しまない。だけど職場の人達はそんな間柄ではない。

「宝塚行きたいなら自分でチケット取るといいよ。チケットを取るコツなら教えるから」と1から説明するのは面倒だし、そもそも本気で行きたければ自分でどうにかするでしょ…って話。

そんな訳で職場では宝塚が好きなことは黙っている。かつて職場でヲタクなのを伏せていた時と少し似ている(親しい人には明かしていたけど)

宝塚のお土産は買わないけれど休憩時に食べるお菓子は頻繁に差し入れているので、そういう意味では引け目を感じることはない。

職場で趣味の話をするのは難しい。今までもよほどの相手でなければ伏せていたし、これからも伏せ続けていくと思う。職場とプライベートは切り離す方が私には合っている気がする。

我ながら心が狭いようにも思うけれど今後とも好きなことをして、好きな人とだけ関わっていきたい。

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