10月には勤務先(児童発達支援センター)の運動会がある。
児童発達支援センターって、知ってる人は知っているけど、知らない人にとっては「ナニソレ?」だと思うのだけど、障がい児支援界隈です「療育園」と呼ばれる施設で、イメージ的には「障がい児が通う子ども園」って感じ。ただし普通の子ども園と大きく違っているのは「基本的には親子で通う」ってところ。
子ども園のノリと似た施設なので、子ども園が行うような行事はすべて行っている。
- 遠足(春秋1回づつ)
- プール(屋外&室内)
- 夏祭り
- 運動会
- クリスマス会
- 社会見学
- お餅つき
- 日曜参観(生活発表会)
- 卒退園式
運動会では一般的なお子さんが行うような「かけっこ」とか「おゆうぎ」などを同じように行うのは無理だけど工夫を凝らした競技が行われる。非日常感を演出するために、園児に衣装や競技をイメージした手作りのグッズを身に付けたりするし、大道具的な物も作って「可愛い世界」を演出する。
運動会は晴れやかで素晴らしい行事だとは思うものの俗に言う「作り物」の負担が半端ない。特に今年度は新体制発足後、途中入園児が多い中、1名退職、1名病欠で運動会を行わなければならない。
そもそも職員の人数が足りない中で日々の療育(保育)を行っているのに、さらに作り物だの運動会の準備だのに追われる生活はかなりキツイ。朝から泣く人はいるし「年度末で辞める」と宣言する人もいるし、体調不良で途中で帰っちゃう人もいるしで、もう大変。
子ども達にとって運動会が大事な行事なのは理解しているけれど、無理なものは無理なのだから「例年通り」を貫く必要はないように思う。少しでも職員の負担を減らして「作り物はしない」とか「セットは最低限に」などの改革を行ったら良さそうなものなのに、それは絶対駄目みたい。
正職員の残業時間はホントヤバい。「今まで残業付けてませんでしたが、これからは全部残業付けます」と宣言する人がでてくる始末。まぁ…そもそも論として「残業付けずに残業する」ってこと自体がアウトなのだけど。
もうここまでくると「面白くなってきやがった」みたいな心境。ルパン達のように、まくっていくしかない。
自分で言うのもなんだけど、私…本当に強くなったと思う。50代だから我慢できるけど20代だったら我慢できなかった。家族に話を聞いてもらったり、こうやって日記に不満を書くのも助けになっている。若い頃から辛い時ほど日記を書いて発散していたなぁ(遠い目)
運動会は10月初旬。とにかく健やかに乗り切りたい。
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