非常事態宣言が明けてからと言うもの、夫の職場でメンタルがを病んで休職する人が相次いでいる。
夫の会社は非常事態宣言が明けてからも時差出勤を実施していて、夫は朝早く出掛けて夕方帰宅する。家族で夕食を食べられる日が多くて、私としては嬉しい限り。ただ非常事態宣言が明けたことで、仕事のスタンスはそれまでとは違ってきているらしい。
夫は技術職なので、そこまで影響はないそうだけど、営業系の人は非常事態宣言が明けたと同時に動きが活発になったとのこと。
それまで他社とのやり取りはオンラインがメインになっていて「出来るだけ直接会わないようにしましょう」と言う風潮だったのだけど、今は「ガンガンいこうぜ」な感じになっているらしい。
非常事態宣言中は「外に遊びに行けないのが苦痛」「オンラインばかりで人と接することがなくなって鬱になった」みたいな話が聞かれたけれど、むしろあの状況を快適だと感じていた人も多かったと思う。
「たぶん…だけど休職者はまだまだ出ると思う」と夫、談。
石の下で静かに楽しく暮らしていたダンゴムシが突然、石を剥がされて陽の光の下で「さあ頑張って働こうぜ」と言われたのだもの。そりゃあ病むでしょ…って話だ。
夫の会社は一応、産業医がいて「じゃあ休職しましょう」と休職の後押しをしてくれるけど、そうじゃない環境で働いている人達は大変だろうな…とお察しする。
夫は今のところ特に影響を感じていないようだけど「もう一生時差出勤のままがいい」と言っていて「ついでに飲み会文化は滅んで欲しい」とのこと。
ちなみに私のパート先では非常事態宣言明けと前では特に何も変わっていない。感染症がワンサカ出ていた時ほどのストレスはないけれど、お出掛けの自粛や消毒の徹底等は相変わらず続いている。
コロナのおかげで色々あったけれど、テレワーク等、働き方の多様化とか飲み会に対する考え方とかはこれを機に考えてもいいんじゃないかな…と個人的には思っている。
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