どうにもこうにもくさくさするので紫陽花を見に行ってきた。
「行ってきた」と行っても自転車圏内の地元スポット。毎年、川沿いの遊歩道に紫陽花が咲く一角があって、有名所って訳ではないのだけれど、毎年密かな楽しみとして紫陽花を見に行っている。
先日、大阪も梅雨入りした。
6月なのだから梅雨入りするのは当たり前の事ではあるけれど、最近ちょっとままならない事が続いていて、さらに天気も良くなくて微妙に気持ちが塞ぎ気味。「天気が悪くてジメジメする」って、それだけで心身にダメージがあるように思う。
ドラクエで言うなら、毒沼を歩いて地味にヒットポイントを削られている感じ。……とは言うものの、梅雨に入ったばかりなのにグチったところで何もはじまらない。梅雨なりに楽しい事を見つけてやり過ごすしかないのだ。
紫陽花は曇天に映えますね。 pic.twitter.com/OOyff7OUai
— 白蓮@ゆらら (@yurarra) 2016年6月7日
紫陽花の咲く遊歩道は生活圏ではないので、わざわざでないと行かない場所なのだけど、見に行ったのは正解だった。
紫陽花って雨だの曇りだのと言った憂鬱な空の色にも負けない美しさがあると思う。自然って上手く出来ているなぁ。
延々と続く紫陽花の道を歩いていたら、スキップしたいような心地になってしまった。
そう言えば、コツコツプレイしている『とびだせどうぶつの森』で育てている村でも、もうすぐ紫陽花が咲くはずだ。ゲーム世界とは言うものの、こちらの紫陽花も早く見たい。
ちなみに。紫陽花を見に行った帰りは雨にやられてびしょ濡れになった。午後から雨が降るとの予報で、すっかり油断していたのだ。
帰宅して服を着替え、天気が悪いと言うのに洗濯物を増やしてしまうと言う残念な展開ではあったけれど、紫陽花おかげて、ちょっとだけ元気になった気がする。