前回の日記で雛人形の話を書いたのだけど今日も人形の話。
松屋町で雛人形を見せてもらった後、夫が「俺、久しぶりに日本橋のボークスに行ってスーパードルフィー見たい」と言い出した。
スーパードルフィーは私が一時期恋い焦がれていた。ビスクドールよりも安価なので一般人でも手の届く価格帯だ。
夫と結婚した当初「もし夫婦の間に子どもが産まれなかったらお互い趣味を楽しもう」と話をしていて、私は夫に「私はスーパードルフィーをお迎えてして人形趣味に突っ込むから」と宣言していた。当時、夫はスーパードルフィーを知らなかったので「それって何ぞや?」ってことで、ボークスに連れて行ってスーパードルフィーを見せた記憶がある。
そう言えは最後にボークスへ行ったのはいつだったか覚えていないくらい前のこと。久しぶりに訪れたボークスのスーパードルフィー達は昔のままだった。雛人形は驚くほど進化していたけれど、ヲタク業界って案外そうじゃないみたい。それなりの流行り廃りや進化はあるものの基本路線は昔と変わっていない。
昔と違って世の中の「物」は全て値上がりしている。「スーパードルフィーもさぞかし値上がりしたのだろうなぁ~」などと思いながら、ふと値札に目をやって驚いた。今の私なから即決で購入できる金額だった。決して安くはないものの、今の我が家の状況で私の収入を考えたら「贅沢だけど買っちゃっても良いよね」ってライン。
だけど…私はスーパードルフィーを欲しいと思わない人間になっていた。当時はあんなに恋い焦がれていたのに…だ。
スーパードルフィーにお金を突っ込むなら他のことに突っ込みたい。例えば旅行や美術館や映画や宝塚歌劇自分自身のお洒落にお金を使いたい。スーパードルフィーを嫌いになった訳じゃないし、今でも可愛いとは思うものの「欲しい」とは思えなくなっている自分に気がついた。
「食べたい時が美味しい時」って言葉があるけれど、趣味に関してもそうなのだ。「やりたい」と思える時にやっておかないと、その情熱が永遠に続くとは限らない。
結局のところ私は人形趣味とは縁がなかった…ってことだ。
これから先、もしかしたら新しい趣味に手を出すことがあるかも知れないけれど自分が「やりたい」と感じたことは迷わず手を出していこうと心に誓った。
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