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ギリギリの状況になった分かる強さと弱さ。

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先日、職場の同僚がちょうど1年前に起こった出来事について、今さらのように語り出した。

私が今の職場で働き出してからエキサイティングな出来事がいくつか起こったものだけど、昨年に起こった出来事については、その中でも1、2を争うほどのものだった。「あのときは大変でしたね」と私も当時のことを思い起こしたのだけど、同僚の口から出た言葉に驚愕した。

「あの日の夕食は1口も食べられなかったよのよね」

……あの日。私は普通に帰宅して普通に食事をした。そう答えると「マジで?」と同僚は驚愕の表情を浮かべた。

同僚の表情を見てはじめて「あの出来事は夕食を口にできなくて当たり前くらいにはショッキングな出来事だったんだな」と理解した。気分の良い話ではないので日記に詳細を書かないけれど、その場にいた人達から「あれで夕食を普通に食べられるとか嘘でしょ?」みたいな顔をされたのは心外過ぎた。

だけど帰宅してふと思った。「どんな時でも食事が出来るのは私の強さなのかも知れないな?」と。53年生きてきて思い起こせば「精神的なことで食事が喉を通らない」ってことは無かった気がする。

胃腸炎や高熱でうなされている時は別として。どんなにショックなことがあっても、どんなに疲れていても食事の時間になったら普通にご飯を食べてきた。それが普通だと思っいていたから。

「それって、とんでもなく強メンタルなのでは?」と言いたいところだけど実は案外そうでもない。

私は精神的にやられたり、逆にものすごく楽しいことがあったりすると眠れなくなる。小さい頃から遠足の前日は眠れない子どもだったし、ストレスがキツい時や大事な仕事の前日などはぐっすり眠れないのが当たり前。

メンタル状況で眠れなくなのるは私の弱さだと自覚している。

ギリギリの状況に追い込まれた時、自分の強さと弱さが分かるものなのだなぁ。私の強さは「どんな時でもご飯が食べられる」だし、私の弱さは「すぐに眠れなくなる」だと思う。

人それぞれに得手不得手があるように、誰もがそれぞれに強さと弱さを持っている。「ねぇねぇ。あなたの強さ、弱さを教えてよ?」と機会があれば友人達に聞いてみたい。

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日記
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