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小者感。

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最近、娘が結構な人数の友達を連れてくるようになった。

基本的に我が家は「誰でもウエルカム」と言う方針。私はそのために専業主婦でいるのだし「どっからでも、かかってこいや!」と言う体制でいるのだけれど、私自身は「肝っ玉母さん」になり切れておらず、小者感半端ない。

最低限のマナーを守って仲良く遊んでくれるなら問題ない。少々うるさくても平気だし、工作の紙だろうが折り紙だろうが、ダンボールだろうが用意する準備はあるし、部屋を汚くしてくれたって良いと思っている。しかし「約束が守れない」「仲良く遊べない」って子には正直言ってイライラする。もちろん「うちのルールが守れない子は家で遊べません」と言う姿勢で臨んでいるし、自分の子だろうが、他人の子だろうが容赦なく叱りつけている。

子どものマナーが悪いのは、その子が悪いんじゃなくて親の責任だと思う。そしてどんなに憎たらしい子でも「おばちゃん、ありがとう。おじゃましました」と笑顔で帰ってくれる時は「みんなやっぱり可愛いなぁ」とも思う。どの子に対しても同じようにしてあげたいと思っているが、私の中ではすでに好き嫌いが出来てしまっていて、自分では大人の対応をしていると思うけれど「あなたみたいな子は大嫌い」って気持ちは、きっと相手の子どもにも伝わっていることだろう。負の感情の伝達力って凄まじいものがあるのだから。

先日も子ども達が帰った後、娘の部屋を確認して冷や汗をかいた。

娘の部屋の腰窓が全開になっていて、そのすぐ横に学習椅子が置いてあった。学習椅子はキャスターがついているから、上に乗って遊んでいたのだろうと思う。何かの拍子でバランスを崩していたら……と思うと背中に汗かドッっと流れた。娘には「お友達がいる時は窓開けるの禁止」と申し伝えたし、私も娘の友達が来る前には窓の鍵を確認しようと思う。他所のお子さんに万が一の事があったら、それこそ切腹物だ。

私が「子育ての師匠」と密かに崇めている人は「中には手を焼く子がいるけど、なんだかんだ言ってどの子も可愛いよ」と言う。彼女は本気でそう思っているのだろうけれど、私はそこまで突き抜ける事は出来ないでいる。母親の中には子どもの友達を選ぶタイプの人もいるし「子どもは家に入れない」って主義の人もいる。穏やかに過ごしたいなら、それは間違っていないと思うし、ある意味賢い方法だと思う。

とは言うのものの「自分の価値観とは違う友達と遊ぶ」とか「友達の妹に気を使いつつ遊ぶ」と言うのは娘にとって、良い経験だと思うので受け入れざるを得ないと言うか。そして親の目の届かないところで、危ない事や、とんでもない事をしでかす事を思えば、家で遊んでくれる方が安心って部分もある。

結局のところ私自身がブレブレなのだ。「娘を色々なタイプの子と遊ばせたい→だけど中には躾の悪い子もいる→大人げなくムカつく」と言う一連の流れから抜け出せると良いのだけど。子どもの扱いに慣れてきた頃には老人の域に入っているのではなかろうか。まだまだ先は長いのだけどね。

そして明日から黄金週間。

黄金週間は日記を更新出来ないと思うので、ちょいちょい書き溜めておいた本の感想を予約投稿でアップしていきます。毎度の事ですが「盆・暮れ・正月・黄金週間」はPCに向う時間が取れません。私はPCが無いと生きていけないタイプなので、チェックだけは欠かさないのですが。黄金週間の前半はお天気予報とのことで楽しみにしています。良い黄金週間をお過ごしくださいませ。

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日記
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