緊急事態宣言が解除され、パートの時短勤務が終了したので、パートの日は私もパート先でお弁当を食べるようになった。
時短勤務のと時は、お昼を食べられるような時間帯ではなかったので、究極まで腹ペコになった状態で帰宅してからお昼を食べたり「明日、手が足りないので延長してもらってもいいですか?」と言われる日は、パート先で食べていたけど、そんな日は忙し過ぎて「ランチ」と言うより「餌」って感じで食べていたので、ようやく落ち着いてお昼ご飯が食べられるようになった。
パート先は年齢層がバラバラで、年配の方もいれば私のような中年世代もいるし、若いお嬢さんもいる。職業柄なのか、パート先がたまたまそうなのかは分からないけれど、パート先の人達は優しい人ばかりで、とても居心地が良い。
私が関わる人の中に若いお嬢さんが2人ばかりいるのだけれど、2人ともダイエットに励んでいる。太り過ぎ…って訳ではなくて普通体型。ただ今の若いお嬢さん基準だと「ぽっちゃり」の部類に入るのかな…って感じ。
「太ってないのに痩せたい」って気持ちは私も分かる。健康体重は見た目が素敵に見える体重じゃないものなぁ。
お嬢さんは2人ともお昼にダイエットに気を使っている(と思われる)食事を食べているのだけど「お嬢さん方、そのダイエット間違ってます!」と言いたくて言いたくてたまらないのをグッとこらえている。
1人のお嬢さんは毎日サラダ。コンビニでカット野菜の袋を買ってきて、ドレッシングをかけて食べている。そしてたまに、サラダに耐えきれなくなるのかドカッと高カロリーなお弁当を食べる感じ。
もう1人のお嬢さんはお人形さんのお弁当…くらいの小さなお弁当を食べ、食後に甘いジュース系の物を飲んでいる。
2人とも圧倒的にタンパク質が足りなさ過ぎる。「動物性タンパク質=ダイエットの敵」なんて考え方は昭和で終わっているというのに。
- とりあえずサラダチキン食え!
- サラダチキンが高いならゆで卵食え!
- なんなら鯖の水煮缶でも!
タンパク質を摂取しないと、いつも以上に甘いものが食べたくなってしまい、結果、ジュースが飲みたくなったりするのだけれど、それではせっかくの頑張りが無駄になってしまう。
せっかくダイエットをするのであれば、正しい方法で取り組まないと絶対に痩せない。
体調を崩しそうなダイエットをしているお嬢さんを見ていると、中年のオバサンは何か言いたくてたまらなくなってしまうのだけど、身も心もちっちゃいオバサンなので、何も言えずにいる。
昨今はインターネットがあって、知りたいことがあればすぐに検索出来るのに、どうしていまだに旧時代的なダイエットをする人がいるのだろうなぁ……などと言ってみたものの、私も娘が体操にガチでハマったりしなければ、タンパク質とか栄養のことなんて詳しく調べたりしなかったとは思うので、他人のことをとやかく言えた義理ではないのだけれど。
それにしても、これから暑くなってくるので「サラダだけ」なんてダイエットはオススメ出来ないし、ちゃんと食べて欲しいなぁ…と、密かに思ってしまうのだけど、特に何か言うつもりもないし、ひっそりと心の中だけでヤキモキしていようと思う。