昨夜、娘が突然「私。もうペン子とパンダとは一緒に寝ない」と言い出した。
ペン子とパンダは娘が小さい頃から大切にしてきたぬいぐるみ。ペン子は海遊館で、パンダは南紀白浜アドベンチャーワールドで購入した。
娘が小さい頃はどこへ行くのもペン子とパンダを一緒に連れて行っていたし、洋服を作ったり、ベッドや小物を作ったりして遊びの一員としても活躍してくれた。
ペン子専用洗濯機。牛乳パック製でちゃんと洗濯物が入る仕様。当時、使っていた洗濯機のデザインに寄せて作ってあります。
ペン子が使うとこんな感じ。
私が作ったペン子の服。斜めがけバッグ付き。バッグの中にはペン子のハンカチが入っています。
娘が作ったペン子の服。たぶん初めてのお裁縫だったと思う。幼稚園か小学校低学年の時に作ったような。後ろでボタンで留める簡単仕様。
なんとお花飾りの真ん中はセロテープ留めと言う大胆な作り。
私と一緒に作った時は市販の花飾りを縫い付けただけだったのだけど、いつの間にか丸く切った黄色いフェルトがセロテープで留めてあった。
娘が小さい頃はペン子とパンダ用のベッドや布団、水筒、お弁当、お風呂やタンスなんかもあったけれど、残ったのは洗濯機とソファーと洋服だけだ。
ペン子とパンダは日中、居間の本棚に飾ってある彼ら専用のソファーに座って帰りを待ち、夜は娘と一緒にベッドに入り、また朝になったら娘と一緒に居間に降りてきた。
ところが最近、娘はペン子とパンダを連れて行かなかったり、朝も一緒に降りてこない事が多くなってきた。娘曰く「バタバタしてて忘れちゃう」とのこと。
要するに娘は今までのようにペン子とパンダを必要としなくなったのだ。
娘の良き友だったペン子とパンダを捨てる事はないけれど、これからは居間の本棚で娘を見守ってもらう事になった。
娘が友のように、姉妹のように愛したペン子とパンダを必要としなくなってしまった事については少し寂しいようにも思うのだけど、成長の証として喜びたいと思う。
娘にお願いされて、ペン子とパンダのためにあれこれ作ったのも懐かしい思い出。私もペン子とパンダがいてくれておかけで、楽しい時間を過ごさせてもらった。
ありがとうペン子。お疲れ様パンダ。ペン子とパンダには娘と一緒に寝るお仕事を卒業してもらうけれど、これからも娘の成長を見守ってもらいたい。
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