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死ぬ気でやるな。◯す気でやれ。

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誰が言い始めたのかは知らないけれど「死ぬ気で働くな。殺す気で働け」みたいな言葉があったけど、あれは真実をついていると思う。

私の職場には呆れるほど根性のひん曲がった人がいて全方位に嫌なことばかり言っているので、たぶん誰からも嫌われている。若い保育士の先生なんかはその人の言動にビクビクしていて、メンタルやられがち。

だけど不思議なことにそいつは私に対しては嫌な言い方はしてこない。1年目の頃にちょっとキツイ言われ方をされて「なんやコイツ?」と思ったことはあったけれどその程度。なのでソイツは嫌われ者ではあるけれど私的には実害はない。

夫相手に職場の愚痴を言いながら「だけど、◯◯って私には嫌なこと言ってこないんだよね。たぶん、私のことは嫌ってると思うんだけど不思議だよね」と言うと夫から「そりゃあ、白蓮さんから殺気が出てるからでしょ?」と言われた。「コイツに逆らったら殺される」って思う相手には攻撃しないのだろうと夫。

確かに…夫の言う通りなのかも知れない。

私。ソイツのことが大嫌い過ぎて「おぅ? かかってくるか? こっちも大人しくはしてないがな?」くらいには思ってるし、本気で喧嘩(物理攻撃では無理だけど)をしても負ける気がしない。全力で嫌なこと言いまくって精神的に追い込んでやる…くらいの気持ちがある。

夫とそんな話をしていたら、ふと父方の祖母のことを思い出した。

父方の祖母はなかなかのクズで意地悪な人だった。

イメージ的に言うなら漫画家、さくらももこの祖父が1番近い。この祖母。生きているうちのクズエピソードは事欠かない。そして彼女は私にとって一生忘れられない名言を残している。

「ワテ(私)はな。強い者には弱いけど、弱い者には強いんや!」

この言葉はどこかのお店で散々ワガママ言ったりクレームつけたりした後に言い放ったものだ。「強い者には弱いけど、弱い者には強い…って、そのまんま過ぎないか?」とツッコミを入れたくなってしまけど、あの言葉は品性下劣な人間の本質だと思っている。

品性下劣で攻撃力の高い人間は不思議と野生の本能が強い。自分よりも弱い相手はとことん攻撃するけれど、自分よりも強い相手には案外弱い。

誤解のないよう言い訳させて戴くけれど私は職場で声を荒らげたことも無いし、上司に突っかかったこともない。どちらかと言うと地味なポジションで若い保育士さんからは頼られるタイプ(なので最近残業しまくっている)決して怖い顔で働いている訳ではないんだけれど、嫌いな人に対しては殺気が滲み出てるんだろうなぁ。

これからも自分が健やかに生き抜いていくために「死ぬ気ではなく殺す気で」と言うスタンスを貫いていこうと思う。

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日記
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