この土曜日は娘の土曜参観だった。昭和風に言うなら「日曜参観」とか「父親参観」と言うアレだ。前半は普通の授業参観。後半はPTAの親子活動があって半日がかり。
授業参観は算数。「長さ」の概念を教える授業。独創的で面白い内容だった。最近の先生は勉強熱心で頭が下がる。後半の親子活動はビー玉万華鏡作り。万華鏡キットを使って子どもでも簡単に出来るもの。出来上がった万華鏡は、それぞれの子どもの個性が出ていて楽しいものだった。
娘は相変わらず優等生らしく過ごしているらしい。授業態度しかり、壁に貼られている掲示物しかり。帰宅して愚痴っぽかったり、甘えん坊になるのも仕方ないかな……と思った。
それにしても娘の可愛い事と言ったら。「うちの子って親の身贔屓を抜いてもレベル高いんじゃないの?」と、恐らくどの親御さんも思っていたに違いない。どの親も自分の子どもが1番可愛い。
実はこの日。夫は休日出勤。夫はPTAの親子活動の途中で抜けて出勤していった。
私は今、専業主婦と言う立場なので「家族のサポートや健康管理は自分の仕事」と言う認識でいるので、夫が仕事で帰りが遅かろうと休日出勤だろうと「身体大丈夫かな」と思うくらいで、個人的な不満は無い。
休日に夫が仕事だったり、休憩日を設けたりで家族で動けない時は娘と2人でどこへでも行くので問題はない。だけど私も働いていたら、そうは思えないだろうな……と思う。
専業主婦って世間的には何かと風当たり強いのだけど、こんなの一概にどうこう言えないと思う。
「子どもがいるかいないか」「親などのサポートがあるかどうか」「本人や家族の健康度」「要介護者の有無」それこそ、家の中の事なんて、その家に入ってみないと分からない。
『サザエさん』のサザエや『どらえもん』ののび太のママのように専業主婦に胡座をかいている人がいるのも否定しないけれど、アレコレ言ってくる人間に対して「おかげ様で楽させてもらってます」と口では言いつつ、内心では「大きなお世話だよ。ほっといてくれよ」と思っている。
まぁ。アレだ。専業主婦は評価が低い。下手すりゃニート扱いだ。
そこは大人になって右から左へ受け流しておくべきだし、大抵の場合はそうしているけれど、たまにカチンと頭にくる事がある。
そう言う時は疲れ気味で心の余裕が無いだけなのかも知れないけれど。こういうことを書くたびに「もっと大人にならなきゃなぁ」と1人思う。