毎年、七夕と言うと娘と笹飾りを作っていたのだけれど、今年はとうとう笹飾りを作らなかった。
娘は小学校6年生。ちよっと寂しい気がするけれど、笹飾りを作って楽しむ年頃を過ぎてしまったのだ。
その代わり…と言ってはなんだけど、今年は四天王寺の『七夕のゆうべ』に行ってきた。
今まで娘の寝る時間を気にして夜のイベントは避けてきたのだけれど、娘もすっかり宵っ張りになっている。何より体操を辞めたので気楽になった…ってところもある。
「そこまでやるの?」って思うかも知れないけれど、娘が体操をガチで取り組んでいる時は「身体を休める時は休ませてやらないと…」みたいな気持ちが強かったのだ。
四天王寺『七夕のゆうべ』
早めのに夕食を済ませて、四天王寺七夕のゆうべへ。四天王寺には天王寺駅で降りて、ふらふらと歩いて行った。
この日はとても涼しくて、そぞろ歩きをするには丁度良い感じ。
四天王寺には何度も行ったことがあるけれど、普段とはまったく雰囲気が違っていて、山門には笹飾りが吊るしてあった。
境内は結構な賑わい。だけど、それなりに人の流れがある上に、上手く誘導されていて「人が多過ぎてしんどい」とか「ちっとも前に進まない」なんて事は無かった。
境内には願いごとを書いた短冊を吊るす笹があって、短冊は1枚100円。家族3人それぞれに願いごとを書いて短冊を吊るした。
私が見たかったのはコレ!
テレビで見たことはあったけれど、実物は予想以上に綺麗だった。今まで地元のお祭りや花火以外、家族で夜のお出掛けに行って事が無かったのだけど、これからは夜のお出掛けもアリかも知れない。
天の川のような通りを抜けたら五重塔方面へ。願い事を書いたロウソクに日が灯されていたのが美しかった。
そして、素晴らしかったのが五重塔のライトアップ。昼間見る五重塔と全く違った趣だった。
ひとしきり見て廻ったあとは屋台を覗いた。娘は「1度飲んでみたかった」とタピオカドリンクにご満悦だった。
娘も成長したことだし、この夏は昼間のお出掛けを避けて夜に動くのもアリかも知れない。
涼しくて気持ちの良いお出掛けだった。
我が家が出掛けると言うと、どうしても体力使う系のアウトドア活動に偏りがちだけど、少しずつ大人の遊びが出来るようになってきたのは本当に嬉しい。
そろそろ娘が付いてこなくなるだろうけど、そうなったら今度は夫と2人で出掛ければ良いかな…と思っている。