中国旅行2日目。
飛行機6時間延着からの中国。寝不足ながらも元気に起床。
午前1時過ぎにホテルに着いて、実際に寝たのは1時半くらいって感じ。大人からすると普通だと思うのだけど、娘には少しキツイ行程。
ちゃんと起きてくれるかどうか心配だったのだけど、旅行の興奮が手伝ったのか、問題なく起きてくれた。
万里の長城と頤和園
旅行2日目バス移動メイン。
万里の長城へ行き、午後から頤和園へ。どちらも世界遺産とのこと。ツアーなので途中、お土産物店に連行されるけれど、それはツアーを利用するための税金のようなものだと諦めるしかない。
身支度をして、とりあえず腹拵え。
ハードスケジュールになるのが分かっていたので、しっかり食べておかなければ。
北京5L飯店の朝食
食事はホテルのバイキング。ホテルに数箇所あるレストランでバイキングが行われていた。
朝食券を持っていけば、どこのレストランで食べても酔いのだけれど、私達家族は中国人ガイドさんがオススメしてくれたレストランで朝食をとることに。
なかなか豪華。そして美味しい!
どこのホテルもそうなのかは分からないけれど、野菜料理が多めな印象。
サラダだけでなく、野菜を使った炒め系の中国料理がいくつもあって、キクラゲだの湯葉だの、日本でもお馴染みの食材も多かった。
宿泊した北京5L飯店はそこそこ良いホテルだったようだけど、珈琲、紅茶、パンはイマイチ。後からガイドさんに聞いたのだけど、中国は珈琲豆が高くて、珈琲は全般的に美味しくないとのこと。
やはり中国料理の方が美味しいので、初日以降は洋食を取らずに中国料理で攻めようと心に決める。
朝食の後はバスで一路万里の長城へ。
万里の長城
2日目の北京市は黄砂だかPM2.5だかの影響で空は重くどんよりした感じ。「中国は空気が悪い」というのは本当で、始終変な匂いがしていたし、マスク率も高い。
来日する中国人観光客が黒いマスクをしているのもなるほど納得。
万里の長城は外国人観光客でごった返しているかと思いきや…実のところ中国人観光客の方が多かった。
「田舎から来ました!」的な農協ツアー的なバスが沢山とまっていて、中国人で大賑わい。
ビックリしたのが「農協ツアーで来ました」みたいな爺様がスマホをバリバリ使いこなしているってこと。中国はIT化が進んでいるとは聞いていたけれど、実際に日本より進んでいる気がした。
娘はバスに酔ったのか万里の長城で嘔吐。可愛そうに体調はイマイチ。飛行機延着からのハードスケジュールなので仕方がないかな…と思っていた。
実際に行ってみた万里の長城は本当に凄かった!
万里の長城はバリアフリーとか考えない時代につくられているので、傾斜が半端ないし、道もデコボコ。車椅子どこかベビーカーも無理。
「万里の長城に行ってみたい」とチラリとでも思うのであれば、若いうちに行くことをオススメしたい。
万里の長城の中国料理店(飲茶)で昼食を取った後は再びバス移動。
頤和園(いわえん)
万里の長城の後は頤和園(いわえん)へ。
- 頤和園は中華人民共和国北京市海淀区に位置する庭園公園
- 1750年6代の皇帝乾隆帝が崇慶皇太后の還暦のお祝いに創建
- 1998年、ユネスコの世界遺産に登録
頤和園(いわえん)は贅を尽くした水の名園とのこと。人工の池に舟遊びをする人達の舟が沢山浮かんでいて、映画で観た中国って感じの風景が広がっていた。
雰囲気は最高だったけれど、ここも観光客の混雑っぷりが半端なかった。ここも外国人観光客より中国人の方が圧倒的に多い。
どこを歩いても中国らしい建物や景色が一度に見物出来るので、観光客に人気なのもなるほど納得。
人混みをかき分けるように観光をすすめる中、バス酔いしたかと思った娘の具合はさらに悪くなり「あ…これ、酔ったんじゃない。何か食べ物に当たったんだ」と気づく。
楽しいはずの中国旅行が一転。
昨日の機内食が悪かったのか、それとも朝食に問題があったのか、娘は完全に胃をやられていた。
夕食は四川料理だったのだけど、娘はほとんど食べられず。
その日は夕食後、雑技団の公演を観に行くとになっていたのだけれど、私と娘はツアーを抜けてホテルに。
雑技団鑑賞は夫だけで言ってもらうことに。
意外と通じるカタコト英語
ツアーの一行から離れて体調不良の娘を連れて娘とホテルに。
ホテルはカードキー形式だったのだけど、キーをかざしても部屋の扉が開かないトラブル発生。
「やべぇ…ガイドさんいないし、夫もいない。私しかいない…」
私は中国語なんて話せないし、しかも英語も怪しい。
だけど娘の具合が悪いし、英語話せないとか言ってる場合じゃない。ここは気合だ…と言うことで、とりあえずフロントへ。
カタコト英語でもどうにか伝える事が出来て、部屋の扉を開けることに成功した。フロントの人の英語も怪しい感じだったのたけど、どうやら部屋の予約がリセットされていたらしい。
「あれ? なんか知らんけど、ちゃんと予約入ってたわ。ごめん、ごめん」みたいな感じだった。
中国料理中は扉が開かないトラブル以外にも、なんだかんだと困ったことがあったのだけど、中国は意外と英語が通じるので、スマホアプリの翻訳機能よりも「なんちやって英語」でどうにかなった。
相手もカタコト英語なので「英語が苦手だから…」と物怖じせずに、気合でどうにかする方が通じる気がする。
吐くタイプの食あたりで娘は完全にダウン。とりあえず寝かせて、翌日の復活を祈りつつ中国旅行2日目終了。(3日目へ続く)