読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

山王美術館の印象派とハルカス美術館の広重展。

記事内に広告が含まれています。

先の土曜日。夫が休日出勤だったので1人で遊び行くことにした。

暑さと仕事のストレスで心身くたびれ果てていたので「なんでも良いから美しい物を観たい」って気持ちになったので、山王美術館の印象派展を観に行くことにした。

山王美術・印象派展

山王美術・印象派展

山王美術館は小ぢんまり私設美術館でホテルに併設されていた。建物が美しく人が少ない。「休日にゆっくり過ごす」と言う意味では最高の美術館だった。ただ規模の小さい美術館なのでちょっぴり物足りなく感じたので、ランチ休憩を挟んでハルカス美術館で開催していた広重展に行くことにした。

ランチは天王寺の玄米レストラン実身美(さんみ)で日替わり定食など。1人ランチは甘い物や身体に悪くて美味しい物を食べることが多いのだけど、心身くたびれていたので自粛。野菜多めの玄米ランチは安定の美味しさだった。

実身美ランチ

実身美ランチ

ハルカス美術館の広重展はなかなかの盛況っぷりだった。午前中の山王美術館の静けさが恋しくなるほど。その分…って訳ではないけれど、見応えのある展示で作品数の多いこと多いこと。

ハルカス美術館・広重展

ハルカス美術館・広重展

浮世絵はあまり観たことがなくて『春画展』や『北斎展』を観に行った程度の知識しかないけれど、楽しい展示だった。そこここで「お茶漬け…永谷園…」と言う言葉が聞こえてはて、安藤広重の「東海道五十三次=永谷園のお茶漬け」とインプットされている昭和人間が多いことに思わずニッコリしてしまった。

「安藤広重の浮世絵って、どうにしてこんなに評価されるのかな?」と不思議だったのだけど、その理由を理解した気がする。全国津々浦々の景色を作品にしているため、誰もが「観たことのある景色」だったり「行ったことのある場所」だったり、あるいは「故郷の景色」を1枚くらいは見つけることが出来るのだ。

面白い展示でテンションが上がってしまって、ミュージアムショップでクリアファイルを買ってしまった。美術館に行ってもグッズは買わない主義なのだけど買わずにはいられなかったのだ。クリアファイルは職場で使っている。

広重展で購入したクリアファイル

広重展で購入したクリアファイル

夫婦で過ごす時間も好きだけど、たまには自分だけの裁量で動く自分の時間も良いものだ。「夫も娘もいないフリーな時間がある」となると、つい日頃手を付けられない家事をやりがちだけど、自分が楽しむ時間もしっかり確保した方がいいな…と改めて思った。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました