ねじめ正一

長嶋少年 ねじめ正一 文春文庫

長嶋ファンの野球少年の成長物語。私は野球なんて好きじゃないし長嶋茂雄もよく知らない。だけど小説的な意味での野球少年は嫌いじゃないと言うかむしろ好きだ。昭和ノスタルジーと言うか、中高年のロマン枠と言うか。憧れの野球選手がいて、自分もいつかプロ...
ねじめ正一

我、食に本気なり ねじめ正一 小学館

題名から推察出来る通り、食べ物のことを書いたエッセイだった。食べ物好きとしては、見過ごせないと思ったのだけど、ちっとも共感出来ない食べ物エッセイで、あまりの共感出来なさに驚きを禁じ得なかった。 どうしたものか私には作者の描く「美味しい...
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荒地の恋 ねじめ正一 文藝春秋

この小説を読んでみて1番の感想は「詩人とか小説家って人種は芸術家としては素晴らしいかも知れないけれど、人としては最悪だね」って事だった。昭和を代表する詩人、田村隆一の妻を奪った北村太郎の恋の物語。 主人公、北村太郎は詩人だが新聞社に勤...
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二十三年介護 ねじめ正一 新潮文庫

二十三年間、夫を介護した母親と、その息子の手記である。母親の手記に息子が文章を付け加える形式になっていて、母親は文筆家でもなんでもないので、読み物としては良く出来た代物だとは言いがたいのだが、しかし良い本だったと思う。 フィクション本...