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意識高い系のトンカツと蕎麦。

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夫の誕生日前夜。娘が友達からお泊り会に誘われたので、その日は夫婦2人の夕食だった。

夫が「誕生日だし自分の好きな物を食べたい」と言うので、夫が以前から行きたがっていたトンカツ専門店に出掛けた。娘もトンカツは好きだし、以前も誘ったことがあるけれど「わざわざ遠いところまでトンカツを食べに行くなんて…」と乗り気じゃなかったので娘が不在の時に是非…って話になり、夕方、夫婦でトンカツ店に出向いた。

そのトンカツ店は「大阪でトンカツが美味しい店ランキング」の上位に入るお店でトンカツ好きの夫は「そんなに美味しいなら食べてみたい」と思っていたらしい。電話予約はできないお店で、店の前の受付票に名前を書くシステム。私達夫婦は2巡目で入ることができた。

出てきたトンカツは意識高い系のトンカツ店にありがちな「ソース以外の物でもお楽しみください」なタイプで、ソース以外にも塩・タルタルソース・ポン酢が用意されていた。

意識高い系トンカツ

意識高い系トンカツ

見るからに美味しそうなトンカツにワクワクしながらまずは一口…と口に運んでみた。

「あれっ? これって…思ってたほど美味しくないかも?」

もしかしたら端っこを食べたからそう感じたのかも知れないと思って、もう1口食べてみたけど感想は変わらなかった。不味い訳じゃない。かつ喜とか、とんかつ和幸とか、KYKのトンカツとかより美味しいのだろうし、家のトンカツより美味しい…ような気がする。……と言うより、むしろ「家でちょっと高級な国産豚肉でトンカツ揚げるのと大差ないのでは?」とさえ思ってしまった。

……だけど「この店のトンカツを食べたい」と夫が言った手前、口に出すことは出来ず、ニコニコとトンカツを食べて店を後にした。

店を出た後、夫が「店の人にまた来ます…って言ったけど次は無いわ」と言った。どうやら夫も「そこまで美味しくない」と思ったようだった。

トンカツ屋さんの名誉のために書いておくけれど、普通に美味しいトンカツなのだ。

美味しい…と言えば美味しいけれど値段と味が釣り合っていない。塩とか出してくれてるけど「味の濃いソースで食べる方が美味しいのでは?」って感じで、実のところあの値段を出してあのトンカツを食べるなら、私はもう少しリーズナブルな普通のトンカツチェーン店のトンカツを食べる。

今回感じた残念感は「コダワリの蕎麦店」でも同じ経験をしたことがある。ものすご~く評価が高くて、入るのも面倒臭くて、店主のコダワリが強い店なのに実際に食べてみると「あ…こんなもんか。あの…塩で食べるより、普通に蕎麦つゆで食べた方が美味しいです」みたいに思っちゃうあの感じ。

今の日本は飲食店のレベルが上がっているので、本当に不味い食べ物を探すのは難しくて何を食べてもそこそこ美味しい。だけど、その分「本当に美味しいもの」を探すのも難しいのかも知れない。

トンカツはイマイチだったけれど夫と2人でトンカツについてあ~だこ~だ言いながらの帰り道はとても楽しかった。

トンカツは家で揚げるか普通チェーン店で充分美味しい…と言う知見を得た。

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