今日は終電帰宅だった。
しかし私にとっては週末の夜ってな訳で……
翌日の休みを思うと、足取りも軽くて幸せな帰り道だった。
奈良盆地を脱出して、大阪地元の最寄駅。
大阪といっても私の暮らしている待ちは静かなベッドタウン
……って言うか田舎びた町なので、午前零時を過ぎると夜は静かである。
いつもの道をポテポテ歩いていたならば……道の真ん中で人が寝ていた。
年の頃なら35歳~40歳くらいの男性だった。
周りに人はいなくて、私も知らんぷりして通り過ぎようかと思ったのだが
ここは繁華街ではなくて、静かな住宅地んのだ。
道の真ん中で寝ている人をほったらかして帰ったりしたら
翌日の目覚めが悪そうなので、声をかけてみることにした。
私「もしもし。起きてください。ここで寝ちゃダメですってば」
男「もうちょっと、ゆっくりしていこ~やぁ~」
……男は完全に酔っ払って、あちらの世界へ行ってしまったようだった。
せめて家族に連絡しようと思ったのだが、ど~にも話が通じなかった。
押し問答していると、50歳くらいのオヤヂがやってきて
一緒に、酔っ払いの身元調査をしてくれたのだが
なんと、道端で寝ていいた男は、地元ではなく大阪市内に住んでいるという。
もう終電はいってしまったし、タクシーで帰るしかない訳で
タクシーは駅のロータリーに行けば掴まるのだが
男は、そこまで歩けるような状態ではなかった。
「お姉ちゃんは、もう帰り。あとはオッチャンが世話するから」
50歳くらいのオヤヂは、そう言ってニッコリ笑った。
申し訳ないと思いつつ、私はオヤヂに甘えて自分は帰宅することにした。
見ず知らずの酔っ払いの世話をしてくれるだなんて
なんて優しいオヤヂなんだろう。
世の中ってのは、まんざら捨てたもんぢゃない。
道端で寝ている男の姿に、私は亡き父を連想してしまった。
亡父も「人として失格」な人だったし
道で寝るなんて朝飯前だったので、ちょっとだけ懐かしく思ってしまった。
帰宅して、経緯を乙女な母に話てみたらば
「今のご時世に道で寝ている人に係わるなんて、とんでもない」
……とて、叱られてしまったが
まぁ、実害があった訳ぢゃいので、いいんぢゃないかと思った。
亡父も、あんな風にして人に世話かけていたのだろうし……
それにしても、酔っ払って道端で寝るのは、ど~かと思った。
そろそろ夜風も冷たくなってきたことだし。
酔っ払い男は無事に帰れたのだろうか?
オヤヂは、男を介抱して家に帰ったのだろうか?
ちょっと気になるところだけれども
たぶん大丈夫だろう……ってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。
道で寝る人、亡父の面影。
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