本日は定時ダッシュで帰宅した。
背中から追われていたかと思っていたのに不意の休息。仕事の波は突然に引いてゆくのだ。浮き草稼業の運命でござる。もっとも、このゆるやかな凪が永続するはずもなく。のんびりな時は、目一杯のんびりを満喫しようと心に決める。
帰り道、駅前のスーパーでみかんの缶詰を買った。
昨日、有吉佐和子『有田川』を読んでいたら、みかんの缶詰が食べたくなったのだ。物語の終わりの方で登場するみかんの缶詰が美味しそうなことと言ったら! 帰宅してすぐに冷凍庫に放り込み、食後のデザートに開けてみた。みかんの缶詰を食べるのは数年ぶりのことだったが、たまにはこういう素朴なおやつも悪くない……と思った。
それにしても、たかが缶詰。されど缶詰。中国産の缶詰と、国産の缶詰とでは、お値段が2.5倍も違ってくるとは驚きである。これが日本の現状。国産の食べ物の方が安全で、味も良いと分かっていても、外国産の物を買ってしまう(買わざるをえない)消費者が多いのだろうなぁ。かくいう私もその1人で普段はアメリカ産のブロッコリーとか、中国産の椎茸なんかを、ためらいもなく買っているが、今日は「夏バテ気味な私へのご褒美」とて、国産の缶詰を買った。
飽食の傍らにある現実。消費者達が努力すれば多少の改善は出来るだろうが、私自身「国産のものを食べよう。昔の日本人のような生活をしよう」なんて、とても言えやしない。安かったり、便利だったりする方に安易に流れてしまうのだ。そうした方が良いのだと知っていてもストイックに生きるのは難しいのだ。
さて。のんびりな時間、何をして過ごそう……とりあえずお風呂に入って汗を流してこようかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
みかんの缶詰。
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