私の母(通称 乙女な母)という人は
どうしたものか自立心が低くて
おおよそ1人で生きて行けるタイプではない人間である。
↑ゆえに、少々ウザイ時アリ。
なのに、それなのに……パワフルにお節介だったりする。
一言で言うば、善良で、かつ、お節介オバチャンなのだ。
お向いに住む1人暮らしの婆様の世話を焼くのは良いのだが
最近では「母娘か親戚?」というような関係を気付き上げ
婆様の病院の付き添いだの、入院の手配までしたりしている。
愚弟は「気持ちは分るけれど、いい加減にしたらいいのに」と言うが
私は、母の好きなようにすれば良いと思っている。
母からお節介を取り上げてしまったら
母はきっとオカシクなってしまうだろう。
人間って「それが無ければ死んぢゃうかも」ってくらいに
熱中することの1つ、2つはあった方がいいと思うのだが
石頭コンコンチキの愚弟には、いまいち理解が足りないようだ。
もちろん、婆様の家族からクレームがつくようなら問題なのだが
婆様の家族から「よろしくお願いします」
と家の鍵を托されていることを思うと
今のところは、その心配はなさそうな感じである。
思えば……乙女な母を生んだ人も、お節介な人間だった。
祖母は、古い小説にでも出てきそうなほど世話好きな人だったのだ。
母の身体のには、親から受け継いだ「お節介の血」が流れているのだろう。
たぶん、乙女な母のお節介は、頭で考えのことではなくて
本能的に、気が付いたら身体が動いているんだろうなぁ……と思う。
そして私は、乙女な母の、そんなところは嫌いぢゃない。
乙女なは母は、世話好き、お節介好きな上に子供も好きなので
そろそろ同世代の友人達が、孫の世話に夢中になりつつある現在
「早く孫の顔が見たい」熱が急激に高まっている。
不肖の娘としては、ちょっと心苦しく思ったりするが
しかしながら、こればっかりは、ど~にも、こ~にも。
大急ぎで1発目中で仕込みが成功したとしても
乙女な母に孫の顔を見せてやれるのは10月10日後なのだ。
どうせなら、もう少し待ってもらうという方向で……
今日は乙女な母と、愚弟とで、向いの婆様の見舞いに行ったようだ。
婆様は介抱に向かっているとのこと。
あと、何度入退院を繰り返すかは分からないし
生命には必ず寿命があるので、なんとも言い難いが
もう少し元気でいて欲しいなぁ……と思う。
婆様の全快を祈りつつ
今日の日記は、これにてオシマイ。
お節介の血。
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