私は目力(めぢから)に滅法弱いです。
甘~い瞳の人が好きとか、そ~ゆ~のではなくて
目でモノを言う……的な攻撃には、からっきしダメなのです。
目力はの強さは人それぞれですが
「動物」と、まだ喋ることができない「赤ん坊」は
言葉が使えない分だけ、強烈な目力を備えているようです。
動物の場合だと……
たとえば、その日は一張羅を着ていて、ストッキングもおろしたてで
「今日は絶対、なじみの動物とは遊ばないぞ」と決意している時に限って
目力フルパワーでもって迫ってくるのです。
「ねぇ。そこのお姉さん、ちょっと遊んでかない?」
「うふっ。精一杯サービスしちゃう」
「私ってば昨日シャンプーしてもらったばかりだし」
「ほら。このヤワヤワの毛並み、素敵でしょ? ねっ。ちょっとだけ~」
なんてことを、目力でもって訴えられた日にゃぁ……
我を忘れて、むしゃぶりついてしまうのです。
動物好きの哀しい性ってヤツです。
一張羅が毛だけらになろ~が、ストッキングが破れよ~が
動物の目力には、どうしても逆らえないのです。
動物嫌いの人なら、それでも逆らえると思うのですが
……悔しいったらありません。
赤ん坊の場合だと……
流石に人間なだけあって、動物より頭が良いというか性質が悪いです。
知人宅や、電車で、ヤツラと遭遇した日にゃぁ……
「なぁ。姉ちゃん。今、ちょっと暇してんねんけど、なんか面白いことない?」
「ちょっと一発、楽しませてくれへんかなぁ?」
「……って言うか、さっさとサービスしたれや!」
などと目力で訴えた挙句、それを無視しようものなら
「ダァ~」とか「ブ~」とか声を発して自分の存在をアピールしてきたりして
そうなると、もはや三流芸人のように腰を低くして
「あんまり持ちネタは多くないんだけどなぁ」などと思いながら
精一杯のサービスを提供する羽目になってしまうのです。
言葉が使えなくても、目力が強ければ
そこそこ不自由せずに生活していけるんぢゃないかと思われます。
私も強い目力が欲しいです。
そして動物たの赤ん坊だのの攻撃を
自らも目力でもって、はね返したいです。
沈黙は金。雄弁は銀。なんて言葉がありますが
黙っている連中ほど、強引なものはありません。
こんな風にダラダラと駄文を並べているからなんだと思います。
今日は帰りの電車で、行きずりの赤ん坊からガン飛ばされて
たっぷりサービスさせられてしまいました。
昨日といい、今日といい、なんだか通勤電車づいているようです。
どうやったら目力を強化できるのか、ちょっと考えてみようと思います。
目力のパワーについて語ってみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。
目力(めぢから)に弱いのです。
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