江戸漫遊2日目。
この日は、笑っちゃうくらい濃密に活動した。
プラド美術館展→竹久夢路美術館→人形展→お台場
まったくもって早寝した甲斐があるというものである。
それにしても1日で展覧会系を3つも攻めるってあたりは
趣味が偏っているような、いないような……
プラド美術館展も、竹久夢路美術館も素晴らしかったけれども
いっとう印象的だったのは人形展だった。
ビルの地下駐車場を利用して作られたギャラリー薄闇に包まれ……
点在する燭台には赤いロウソクが赤々と燃え……
BGMはバロック音楽……
「これって、いったい、どこですか??」
と首を傾げてしまうような異次元空間の中で
アンティーク・ドールや現代作家さんの創作人形を見た日にゃぁ。もう。
あまりに魅入り過ぎて、建物を出た時には疲れきっていた。
恋人を抱くかのように人形を腕に抱いて
薄暗い闇の中を踊るように行き来していたオーナーの佐吉さんの姿が
ギャラリーを出てからも目蓋に焼きついて離れなかった。
人形もいいが、人間もいい……と思ったりした。
お台場では、同志Fが気に入っているという鞄店で
革の鞄を買ったり、食事をしたり、それなりに楽しく過ごした。
ただ、ちょっと残念だったのは、食事がイマイチだったこと。
ガンダムでも出動しそうな「基地仕様」の有明ビッグ・サイトだの
やたらと、でっかい観覧車だの、ゆるゆる動く「ゆりかもめ」だの
建築物系の物は見応えアリだと思った。
そして夜……私は同志Fに説教されてしまった。
白蓮も、そろそろ三十路なんだから、少しは落ち着けよ~~
上野公園で鳩を追いかけてみたり
歩きながら、道端の雑草摘んでみたりするのは、どうかと思うで。
同志Fの意見はもっともだと思った。
私もそろそろ三十路。
世間的にみると母になっても不思議でない年齢である。
もしも自分に子供がいたとしたら
今の自分の姿は恥かしくて子供に見せられたもんぢゃない。
結婚して家庭を持つってことは
人として襟を正すような部分があるのかも知れない…とか思ったりした。
そんなことを考えながら、江戸漫遊2日目も早く寝てしまったのだった。
もっとも、私よりフラフラしている同志Fに言われる筋合はないんだが。
まっ、気にしない。気にしない…ってなもんだ。
江戸漫遊Ⅲに続く。
お暇でしたら遡って「江戸漫遊Ⅰ」もお読みくださいまし。
江戸漫遊Ⅱ~濃密に活動する~
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