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書評

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ガラスの殺意 秋吉理香子 双葉社

私は基本的にミステリー小説は苦手なのだけど、秋吉理香子の書くミステリー小説は不思議と楽しめてしまう。『ガラスの殺意』は病院の待ち時間に読んだけど、面白過ぎてイッキ読みしてしまった。 ザックリとしたあらすじはこんな感じ。 閑静な住...

ナイス・エイジ 鴻池留衣 新潮社

初挑戦の作家さん。一応、新人作家さんのくくりに入るのだけど、感覚が古くて困惑してしまった。今回はdisっていく方向なので、鴻池留衣が好きな方は読まない方が良いかもです。 芥川賞候補に入った作家さんらしいのだけど、どうなんだろうか? ...

僕は金になる 桂望実 祥伝社

ある家族の40年を描いた作品。桂望実の作品を読むのはこれで3冊目だけど、この作品が1番気に入った。 先に読んだ『明日この手を放しても』『諦めない女』ほど凝った感じが無かったけれど、しみじみ読ませるスタイルで、むしろ好みだ。 軽く...

となりの脳世界 村田沙耶香 朝日新聞出版

村田沙耶香はここ数年来、私の推し作家なのだけどエッセイ集は初挑戦。 小説家のエッセイ集を手に取る時って、毎回ちょっとドキドキする。面白い小説を書く人のエッセイだからって、面白いとは限らないのだ。私は小説とエッセイはまったく別物だと思っ...

介護士K 久坂部羊 角川書店

久坂部羊の作品は『廃用身』を読んで以来、すっかりハマっているのだけれど、今回もなかなかの読み応えだった。 久坂部羊は現役医師と言うことで、医療や介護をテーマにした作品を得意としている。今回はズバッと直球を投げてきた。 今回は多少...

ぼくは朝日 朝倉かすみ 潮出版社

『ぼくは朝日』は北海道の小樽市で暮らす小学4年生男子「朝日」を中心にした、古き良き昭和を描いた物語。 朝日には母がおらず、父と10歳年上の姉と暮らしている。朝日は気持ちが高揚するとリコーダーを吹く癖があり、動物が好きな心優しい少年。優...

前世は兎 吉村萬壱 角川書店

吉村萬壱は相変わらず不愉快な話を書く人だな…と感心してしまった。 表題作を含む8篇からなる短編集。どれもこれも胸糞の悪くなる話ばかりなのに、不思議とクセになると言うか、なんと言うか。とてもじゃないけど、友達には勧められない話ばかりだっ...

手をつないだまま さくらんぼの館で 令丈ヒロ子 角川書店

令丈ヒロ子と言えば知る人ぞ知る児童文学の怪物。私の世代ではないのだけれど2013年に20巻をもって完結した『若おかみは小学生!』は、いまだ図書館の児童書コーナーにあって、いつも誰かに貸し出されている状態。『若おかみは小学生!』は昨年、映画化...

エリザベスの友達 村田喜代子 新潮社

私はここ数年、村田喜代子を推しているのだけど、今回の作品は正直言ってよく分からなかった。名作だと思うし、力作だとも思う。だけど感覚的なところでついていけなかったのだ。村田喜代子はどんどん進化していて、在りし日の河野多惠子を思わせる。「凄いん...
本の話

書評ブログってなんぞや?みなさん本の内容を理解出来てるの?

私は本が大好きで毎日飽きもせず本を読んでいる。 インターネットで遊ぶようになって、一般の読者が自分の自分の読んだ本の感想をインターネット上で発表しているのを知って「私もやってみよう!」と思い立った訳だけど、私の書く物は書評ではなく本の...

アンドロメダの猫 朱川湊人 双葉社

私はなんだかんだ言って朱川湊人が好きなのだけど、今までの路線と違っていて面食らってしまった。今回はネタバレ込みの感想なので、ネタバレNGの方はご遠慮ください。 不倫関係を終わらせたばかりの27歳の派遣社員の女性が主人公。ひょんなキッカ...

ふたりぐらし 桜木紫乃 新潮社

桜木紫乃は良い。地味な女を書かせたら彼女の右に出る女性作家はいないと思う。 世の中には「ぶっ飛んだ女」を描く女性作家は沢山いるが「普通の女」や「地味な女」を上手に描ける作家は少ない気がする。地味な女を書かせて上手い作家と言ったら、桜木...

旅猫リポート 有川浩 文藝春秋

このサイトに有川浩の作品の感想を載せるのは初めてだけど、実のところ有川浩は何冊か読んでいる。どうして感想を書かなかったかと言うと「無いわぁ~。無理だわぁ~」とネガティブな感想しか持てなかったから。 いくら個人サイトとは言っても否定的な...

地球星人 村田沙耶香 新潮社

村田沙耶香。相変わらずキレッキレだった。 個人的には面白かったけれど、この作品は胸糞系なのでオススメはしない。吉村萬壱の『臣女』のような気持ち悪い世界観が平気な人なら大丈夫かも。なんだかんだ言いながら村田沙耶香はそこそこ読んでいるけれ...

始まりの家 蓮見恭子 講談社

初挑戦の作家さん。「母だけが知る、家族の秘密」と書かれた帯のキャッチコピーは最高だったと思う。 この作品ハッキリ言ってそれほど面白くなかった。しかし帯は素晴らしかった…と言うか、帯が1番面白かったと言っても過言ではない。映画で言うとこ...

ののはな通信 三浦しをん 角川書店

薄々、気付いてたけれど私は三浦しをんが好きじゃないみたいだ。 作家としては凄い人なんだろうけれど言うなれば「相性が悪い」とか「気が合わない」とかそんな感じ。なので、この感想もディスり感たっぷりの物になります。三浦しをんがお好きな方はご...

花まみれの淑女たち 歌川たいじ 角川書店

歌川たいじの作品を読むのはこれが2冊目。 はじめて読んだ『やせる石鹸』が猛烈に面白かったので、新作が出たら読みたいと思っていたのだ。ただ『やせる石鹸』に続く2作目は母親とトラウマを描いた作品らしく、イマイチ読む気になれなかったので、2...

九十歳。何がめでたい 佐藤愛子 小学館

佐藤愛子と言えば直木賞受賞作の『戦いすんで日が暮れて』をはじめ、何冊か読んでいるはずなのに、感想を書くのはこれがはじめて。HPを立ち上げる前に読んだ作品って、よほど気に入っている訳でもなければ書いていないらしい。 私の中で佐藤愛子は「...

しき 町屋良平 河出書房新社

町屋良平は第159回芥川賞候補作とのこと。 作者の作品は以前『青が破れる』を読んだ事があり、今回で2冊目。 先に書いておくけれど、残念ながら私は作者とは全く気が合わないのだと思う。 作品が悪いとは思わない。私はこの作品を読...

四十歳、未婚出産 垣谷美雨 幻冬舎

『女たちの避難所』を読んでからというもの、すっかり垣谷美雨作品の魅力にハマり、以降「垣谷美雨は私の押し作家」として追いかけてきた。 垣谷美雨は現代に生きる女性を描かせたら天下一品。女を書かせたら天下一品と言うと桐野夏生を思い浮かべてし...
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