"河野多惠子"

河野多惠子の遺作集。図書館で借りて読んだのだけど、これは買っておくべきだと思った。 短篇小説、エッセイ、日記、詩と雑多に...

私は河野多惠子を知ってからと言うもの、ずっと好きでいるのだけれど、いま敢えて言いたいことがある。 「河野多惠子の作品って...

非常にローテンションなエッセイ集だった。 河野多恵子の日常生活や、好きな作家（谷崎・三島・菊池）についての自論など。 何...

短編小説１篇だけを１冊の本とし作られた贅沢な一冊である。 長年連れ添った１組の夫婦の物語……もとい妻に先立たれた男の物語...

マイブーム女性作家である河野多惠子の作品で、しかも題名に「小説の秘密をめぐる」だなんて悩ましい言葉が入っているとなるとそ...

相変わらず切れっ切れの面白さだった。 以前『裁縫師』と言う作品を読んた時に「最盛期の小川洋子と河野多惠子を足して２で割っ...

私はここ数年、村田喜代子を推しているのだけど、今回の作品は正直言ってよく分からなかった。 名作だと思うし、力作だとも思う...

私は本が大好きで毎日飽きもせず本を読んでいる。 インターネットで遊ぶようになって、一般の読者が自分の自分の読んだ本の感想...

お久しぶりの瀬戸内寂聴。御年94歳とのこと。 書店で大々的に宣伝されているし、94歳になってもいまなお現役で書かれている...

ものすごく油ギッシュな作品だった。 自己主張が激しいと言うべきか。作者のデビュー作と言うことだけど、なるほど「私はこんな...

前回読んだ『侯爵サド』が面白かったので、続けてチャレンジしてみたが、これはどうにも私のツボには入らなかった。 一応現代設...

芥川賞の候補となった表題作『メタモルフォシス』と他１編。ちどちらも「ＳＭ」と言う特殊なテーマを扱った作品だった。 「ＳＭ...

詩人、荻原朔太郎の長女である萩原葉子の自伝的小説。 三部作になっていて、私は完結編とも言える『輪廻の暦』から入り、それが...

人間には、どうしても得手、不得手というものがあるらしい。 「脱・ミステリ音痴」を目指してチャレンジしてみたのだが、読み終...

エロティックな香りの漂う不思議な話を集めた短編集。 最盛期の小川洋子と河野多惠子を足して2で割ったような作風。 小川洋子...

主人公であるニートの男性と自殺志願者が集まるＨＰで出会った少女との恋愛小説。 作者が芥川賞を取る以前に書いた作品で、読書...