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"檀一雄"

リツ子その愛・その死 檀一雄 新潮文庫

最後に読んだのは何年前だったか……というほどに久しぶりの再読。 檀一雄といえば『家宅の人』と、この作品が代表作になるのだ...

火宅の人 檀一雄 新潮文庫

久しぶりに再読してみた。 再読する作品というのは、多少ならずも愛情を感じている作品ばかりなのだが『火宅の人』は「多少」ど...

漂蕩の自由 檀一雄 中公文庫

檀一雄のエッセイは「面白かった」というよりも「美味しそうだった」という感想を持つことの方が多いのだが、この作品もそうとう...

花筐・白雲悠々 檀一雄 講談社文芸文庫

講談社文芸文庫はありがたいなぁ。文庫化されていない名作を少しづつ出版してくれるのって、本好きにとってはホントにありがたい...

小説太宰治 檀一雄 岩波現代文庫

この小説は檀一雄の夫人である、ヨソ子さんが1番好きな作品だという。 小説としては、作者が書いた他の物に較べると見劣りする...

わが百味真髄 檀一雄 中公文庫

檀一雄が美味しいと感じた食べ物についての小話がズラーッと並んでいるだけの、なんとも不毛な随筆集である。 どこそこで食べた...
日記

「ちち」と言う呼び方。

今期アニメは『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)が覇権を取った感がある。個人的には『BIRDIE WING -G...

かか 宇佐見りん 河出書房新社

作者、宇佐見りんは初挑戦の作家さん。『かか』は第56回文藝賞を受賞したデビュー作とのこと。 題名からして、母と娘の葛藤を...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別...

当サイトについて

管理人プロフィール 『白い木蓮の花の下で』への御訪問ありがとうございます。 白蓮 はじめまして。管理人の白蓮と申します。...

息子に贈る言葉 辻仁成 文藝春秋

前評判無しで手に取った。題名からしてエッセイ集かと思いきや、作者のツイッターをまとめた本で軽くガッカリ。しかし予想外に面...

酒肴酒 吉田健一 光文社文庫

この作品とは、直接的には関係の無い話だが、作者の吉田健一は吉田首相の息子さんらしい。 外国の文化に造詣が深い人だなぁ……...

ありがとうございません 檀ふみ 日本経済新聞社

壇ふみのファンでもないのに、ついうっかりと手に取ってしまった。 私の中の壇ふみは往年の名番組「NHKの連想ゲーム」の回答...

無名 沢木耕太郎 幻冬舎

沢木耕太郎が自らの父を小説家した作品だった。 父を看取りながら、父の人生を振り返る……というスタイルで、良くも悪くも「普...

壇 沢木耕太郎 新潮文庫

久しぶりに骨太で読み応えのある1冊に巡り逢えて嬉しくてたまらない。 タイトルの『檀』とは作家、檀一雄のことであり彼の妻(...

加賀乙彦と津村節子の対話 愛する伴侶を失って 加賀乙彦・津村節子 集英社

加賀乙彦と津村節子の対話本。どちらも好きな作家さんだけあって読み応え抜群の1冊だった。 題名から想像出来るけれど、この作...

どろにやいと 戌井昭人 講談社

題名の『どろにやいと』とは「泥に灸」ということわざの事で、意味は「馬の耳に念仏」と同じとのこと。 元・プロボクサーの男が...

いしいしんじのごはん日記 いしいしんじ 新潮社

『いしいしんじのごはん日記』は題名の通り、いしいしんじの日記だ。 それほど良い作品だとも思えないのだけど、何故だか、しっ...

雛を包む 有吉玉青 平凡社

有吉玉青は『恍惚の人』『華岡青洲の妻』の作者、有吉佐和子の娘さん。 私の中では「エッセイを書いている雑文屋さん」の印象が...