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"川端康成"

乙女の港 川端康成 実業之日本社

「川端康成が書いた幻の少女小説」って触れ込みだったので、ガッツリと喰いついてしまったりのだけど、実はこの作品。作者は川端...

天授の子 川端康成 新潮文庫

私の中にある川端康成は「気骨のある文学者」で、ちょっと取っつきにくいようなイメージがあった。 川端康成は『伊豆の踊り子』...
本の話

2023年読書総括。

2023年も残すところあと僅か。毎年の恒例行事と言うことで今年1年間を振り返ってみて、読書総括など。 今年は現在までに感...

いのちの初夜 北条民雄 角川文庫

たぶん…だけど。『いのちの初夜』は私にとって2023年度に読んだ本の中でナンバー1の作品になると思う。今は9月で2023...

蟹工船 小林多喜二 新潮文庫

小林多喜二の『蟹工船』の名前は日本人の大人なら誰でも知っていると思う。プロレタリア文学の代表格とも言える作品で、国語の時...
映画

映画『メイドインアビス 深き魂の黎明』(R15)感想。

『メイドインアビス 深き魂の黎明』はつくしあきひとの漫画『メイドインアビス』の劇場版。テレビで放送されていた『メイドイン...

ホテル・アイリス 小川洋子 幻冬舎文庫

私は小川洋子の作品の感想を書く時に、何度も何度も「小川洋子の作品の中で1番好きなのはホテル・アイリスだ」と書いているのに...
日記

転入生は大衆演劇の子役。

娘のクラスに大衆演劇の子役をしている子が転入してきた。 娘の通う小学校は児童数が少なくて、娘の学年は1学年2クラス。その...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別...

タタド 小池昌代 新潮社

小池昌代の感性、すごくいい……と言うか、私の感性にピッタリと沿って気持ちがいいような恐いような。 読んでいて空恐ろしいも...

「奇譚クラブ」の人々 北原童夢 河出文庫

日本初の総合変態雑誌「奇譚クラブ」について検証した本である。 そのテの物が苦手な人が読めば、気分の悪くなるような写真やイ...

千年の恋人たち 稲葉真弓 河出書房新社

こってりと「女!」を堪能したいなら、稲葉真弓が良いと思う。 この人の描く女はみっしりと身が詰まっている感じがする。リアリ...

追悼の達人 嵐山光三郎 新潮社

文学界で活躍した作家達の追悼文と、それにまつわるエピソード通して作家と文学を「死」や「追悼」という視点から語った作品。 ...

吾妹子哀し 青山光二 新潮文庫

久しぶりに「ガツン」とくる小説を読んだ。スゴイ……凄すぎる。 アルツハイマー認知症の妻との夫婦愛を描いた作品なのだが、作...