読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

"三島由紀夫"

純白の夜 三島由紀夫 角川文庫

今回はお久しぶりの三島文学。しかも再読ではなく未読作品。 三島由紀夫は作品数の多い作家さんだけに、全ての作品が面白い…と...

金閣寺 三島由紀夫 新潮文庫

『金閣寺』は学生の頃、夢中になって読んだ1冊。 今にして思えば、どうしてそこまでハマってしまったのか不思議に思う。 人か...

象の皮膚 佐藤厚志 新潮社

『象の皮膚』は第34回三島由紀夫賞候補作。個人的に三島由紀夫賞の受賞作とか候補作は私の好みの作品が多いので手にとってみた...

緋の河 桜木紫乃 新潮社

私の中で桜木紫乃は「とりあえず新刊が出たら読む作家」なので手にとってみた。 『緋の河』はカルーセル麻紀がモデルとの小説。...

平場の月 朝倉かすみ 光文社

大人のための恋愛小説だった。 いきなりネタバレするけれど、この作品は恋愛小説の王道「好きな女が死ぬ話」だ。 ネタバレ宣言...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別...

伯爵夫人 蓮實重彦 新潮社

三島由紀夫賞受賞作。受賞会見が話題になり「なんか面白そうかも」と思って読んでみた。 題名からして私好み。豪華絢爛でエロテ...
本の話

昔の文庫本。今の文庫本。

夫と話をしていて、ひょんな事から『聖アウグスティヌスの殉教』と言う絵について説明する事になった。 『聖アウグスティヌスの...

純愛心中 「情死」はなぜ人を魅了するのか 堀江珠喜 講談社現代新書

研究本と言うには軽すぎる感じのウンチク本。 蓮っ葉な感じの文章に辟易させられたことを除けば、なかなか面白い作品だった。 ...

金色の死 谷崎潤一郎大正期短編集 谷崎潤一郎 講談社文芸文庫

足フェチ谷崎ここにあり……というような変態度したたる短編集だった。 エロい……素敵にエロ過ぎる。性的な要素を含むこだわり...

痴人の愛 谷崎潤一郎 新潮文庫

こんなにも谷崎潤一郎の作品が好きなのに、読書録に作者の本が1冊も並んでいないことに気付いて驚いた。 だいたい、読書録を書...

鱗姫 嶽本野ばら 小学館

嶽本野ばらの作品は『カフェー小品集』を読んで、あまりの「乙女光線」にクラクラしたので、もう彼の作品を読むことはないだろう...

エミリー 嶽本野ばら 集英社

「嶽本野ばら作品って、ちょっと苦手かも」と言いつつ、今回もまた読んでしまった。 耽美な雰囲気は好きなのに、どこか越えられ...

ロンバルディア遠景 諏訪哲史 講談社

感想を書くのがものすごく難しい作品。 「頑張って文学っぽい作品を書きたいのです」とい意気込みは強く伝わってきた。 だが支...

蕭々館日録 久世光彦 中央公論新社

『蕭々館日録』は読むのにすごく手間取ってしまったけれど、じっくり読むのに相応しい1冊だった。 大正から昭和にかけて活躍し...

「奇譚クラブ」の人々 北原童夢 河出文庫

日本初の総合変態雑誌「奇譚クラブ」について検証した本である。 そのテの物が苦手な人が読めば、気分の悪くなるような写真やイ...

追悼の達人 嵐山光三郎 新潮社

文学界で活躍した作家達の追悼文と、それにまつわるエピソード通して作家と文学を「死」や「追悼」という視点から語った作品。 ...