読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

"遠藤周作"

灰色の瞳 佐川光晴 講談社

佐川光晴は個人的に猛プッシュ中の作家さんではあるのだけれど、この作品はいただけなかった。残念ながら誉めるぺき部分が1つも...

おはなし おはなし 河合隼雄 朝日新聞社

私が学生時代は、心理学はフロイトとユングと河合隼雄を勉強しなくちゃ話にならない……みたいな風潮があって、学生時代はよく読...

加賀乙彦と津村節子の対話 愛する伴侶を失って 加賀乙彦・津村節子 集英社

加賀乙彦と津村節子の対話本。どちらも好きな作家さんだけあって読み応え抜群の1冊だった。 題名から想像出来るけれど、この作...

ザビエルとその弟子 加賀乙彦 講談社

最近、ついつい読みやすい本にばかり流されがちだった。 「頑張って読まなきゃ」って雰囲気がある作品を避けていたのだけれど、...

ボロ家の春秋 梅崎春生 講談社文芸文庫

最近、軽い目の本……もとい、私がサクサクと読めるタイプの本が続いていたので「ちょっと真面目なのをいっとく?」と思い立って...

水の年輪 薄井ゆうじ 岩波書店

すごいよ薄井ゆうじ。この読書録では私が1番愛している遠藤周作と冊数で肩を並べてしまったではないか。 遠藤周作は読書録をは...
本の話

2013年の読書総括

今年1年間に読書録に感想を書いた本は50冊。昨年より沢山の本を読む事が出来たのだけど読書の質は昨年以下かも知れない。改め...
本の話

500冊の区切りに

コツコツと書き溜めていた読書録の感想が500冊を突破した。 私がWEB上に本の感想を書こうと思ったのは、敬愛してやまない...
本の話

賢治に対する執着心

宮澤賢治が好きだ……とずっと思っていた。だが、最近になって「私は宮澤賢治が好きなんじゃなくて『銀河鉄道の夜』という作品だ...
本の話

重ねる本と見上げる本

私は毎日、毎日、何某の本を読んでいる訳だが、ドップリ夢中になれる本に巡り会うことは滅多にない。たいていは「まあまあ面白か...
本の話

本につきまとう。あるいは、本につきまとわれる。

どんな作品でも、たいてい2、3度読めば堪能できるのに、ごくまれに親の敵のように再読を繰り返してしまう本がある。 季節ごと...