読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

"村上春樹"

平場の月 朝倉かすみ 光文社

大人のための恋愛小説だった。 いきなりネタバレするけれど、この作品は恋愛小説の王道「好きな女が死ぬ話」だ。 ネタバレ宣言...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別...

ふたりぐらし 桜木紫乃 新潮社

桜木紫乃は良い。地味な女を書かせたら彼女の右に出る女性作家はいないと思う。 世の中には「ぶっ飛んだ女」を描く女性作家は沢...

愛すること、理解すること、愛されること 李龍徳 河出書房新社

李龍徳の作品を読むのはこれで3冊目。 初めて読んだ『死にたくなったら電話して』はイマイチ好きになれなかったのだけど、次に...

間取りと妄想 大竹昭子 亜紀書房

世の中には家を買う予定もないのに不動産チラシを眺めるのが好きな人って多いんじゃんいだろうか? かく言う私もその中の1人だ...

口笛の上手な白雪姫 小川洋子 幻冬舎

8つの短編小説からなる短編集。 なんだかんだ言って小川洋子の信者なので、小川洋子の新刊は取り合う読む事にしている。 『妊...

新 13歳のハローワーク 村上龍 幻冬舎

『新 13歳のハローワーク』はかつて一世を風靡した『13歳のハローワーク』の改訂版。 私は『13歳のハローワーク』が出版...

切腹考 伊藤比呂美 文藝春秋

私はWEB上で本の感想を書くようになって、けっこう長いのだけど地雷作家と言うか「感想が書き難い作家」がいる。 作家自身が...
日記

アウトドアの季節。

お彼岸の三連休。1日目と2日目はアウトドアを堪能した。 1日目。夫は会社の研修で早朝より出勤。私と娘は久しぶりに自転車に...
日記

フレッドアップデートからの。

今日はパソコン内職の話。興味が無い方はスルーで。 フレッドアップデートから1週間が過ぎた。フレッドアップデート以降、グー...
日記

軽薄な中年。

最近、自分がチャラく…と言うか軽薄になってきているのを感じる。 世の中の流行なんてどこ吹く風で黙々と純文学を読み耽ってい...

おしゃれと無縁に生きる 村上龍 幻冬舎

村上龍と言うと、かつては村上春樹と並んで「W村上」なんて呼ばれている大御所だけど、恥ずかしながら、作品は数冊しか読んだ事...
日記

大谷幸が好き過ぎて。

私は大谷幸って作曲家が好きだ。 大谷幸を知ったのは夫と結婚してからの事。娘を妊娠中、切迫早産で安静生活を送っていた時、夫...

ノー・シューズ 佐々木マキ 亜紀書房

漫画家で絵本作家でもある作者の自伝的エッセイ。 私は幼稚園の頃に絵本作家として佐々木マキを好きになったのだけど、村上春樹...

ねむいねむいねずみ 佐々木マキ PHP

最近やけに眠いのだ。春だから眠いのか、草臥れているから眠いのか。 眠いという意識は、ほとんどないのに「気がつけば寝ている...

八日目の蝉 角田光代 中公文庫

『八日目の蝉』は何年か前に流行してドラマ化、映画化された作品。なんとなく地雷臭がして今まで読んでいなかったのだけど、ふと...

ユーラシアの双子(上・下) 大崎善生 講談社

大崎善生はものすごく好きな作家さんだったのだけど、この作品で卒業かも知れない。 次の新作は勢いだけで飛び付かずに、巷の評...

ランプコントロール 大崎善生 中央公論新社

今回の作品は私には無理だった。「大崎さん。どうしちゃったの?」と泣きたくなってしまうほどに駄目だった。 私は大崎善生の作...

Railway Stories 大崎善生 ポプラ社

題名からすると「鉄道にまつわる短編集」ってことなのだと思うのだけど「それほど鉄道は関係無いのでは?」と言う話も沢山ある短...

おばさん四十八歳小説家になりました 植松三十里 東京堂出版

題名に惹かれて手にとってみた。 私は現在41歳のおばさん。48歳のおばさんがどんな風に生きているのか知りたかったし、48...
本の話

2013年の読書総括

今年1年間に読書録に感想を書いた本は50冊。昨年より沢山の本を読む事が出来たのだけど読書の質は昨年以下かも知れない。改め...