読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

「ひ」の作家

スポンサーリンク

一月物語 平野啓一郎 新潮社

1冊、読み終えるのに、ひどく時間が掛かってしまった。力技でもってなんとか読み伏せることが出来たのだけれども途中で何度も投...

総統のストラディヴァリ ひのまどか マガジンハウス

ほどほどに面白かったが、微妙にパンチが足りない感じの作品だった。 物語の筋書きは、ほぼタイトル通り。バイオリンの名器と言...

あの夕陽・牧師館 日野啓三短編小説集 日野啓三 講談社文芸文庫

久しぶりに「文学」ちっくな作品を読んだ。 読みやすい作品、軽めの作品を読むたびに「読み応えのある作品が読みたいなぁ」と思...

赤土に咲くダリア 日原いずみ ポプラ社

日原いずみ『赤土に咲くダリア』を読んだ感想をご紹介します。『赤土に咲くダリア』は日原いずみの自伝的小説とのこと。初見の作家さんなので、前知識ゼロの状態で読みました。ザックリしてあらすじと個人的な感想など。

ジェリー・フィッシュ 雛倉さりえ 新潮社

所帯持ちになってから、本は1度図書館で読んでからしか買わないようにしているのだけど、この作品は試し読みをせずに購入した。...

天空の犬 樋口明雄 徳間書店

『天空の犬』は南アルプスの山岳救助隊の物語。ヒロインが相棒の救助犬と共に着任したところから物語がはじまる。 山好き、犬好...

キオスクのキリオ 東直子 筑摩書房

主人公は題名の通りキオスクで働くキリオ。いかにも冴えない中年男で、キリオの周囲で起こる出来事を連ねた短編連作集。 通勤や...

白夜行 東野圭吾 集英社文庫

ドラマ化で書店に平積みされていたので、今さらながら読んでみた。 こういうタイプの小説は「ノワール小説」と言うらしい。読ん...

秘密 東野圭吾 文藝春秋

映画化されて巷では評判が良かったみたいだけれど、まったくダメだった。 「乗り移り話」ってのはダメなのかも知れない。そもそ...

近所の犬 姫野カオルコ 幻冬舎

前回『リアルシンデレラ』を読んで「姫野カオルコは卒業しよう」と宣言したのに、またしても手に取ってしまった。 ジャケ買いな...

リアルシンデレラ 姫野カオルコ 光文社

私が20代だった頃……はじめて作者の作品を手に取ってから、なんだかんだ言いながらも追いかけてきて10数年。 姫野カオルコ...

コルセット 姫野カオルコ 新潮社

前回、読んだ本の感想に「ぐるぐると似たような設定の小説ばかりを読まされるのは、もうウンザリ」と書いたのだけど、今回の作品...

桃 姫野カオルコ 角川文庫

正直、がっかりしてしまった。 作者の書くものは、けっこう好きなのだけど、ぐるぐると似たような設定の小説ばかりを読まされる...

ハルカ・エイティ 姫野カオルコ 文藝春秋

作者とは長い付き合いで「処女三部作」の第一作目から熱視線を送っていたので、この作品が2005年度の直木賞候補になった時は...

禁欲のススメ 姫野カオルコ 角川文庫

20代の頃、私は熱烈に姫野カオルコにハマっていた。 小説からエッセイから、手当たり次第に読み散らかしていた。 だからって...

蕎麦屋の恋 姫野カオルコ 角川文庫

『蕎麦屋の恋』、大当たりだった。表題作と他2編で構成された短編集だがハイレベル。 ひと皮も、ふた皮も剥けた印象を受けた。...

ツ、イ、ラ、ク 姫野カオルコ 角川文庫

姫野マニアとしては、やっぱり読んでおかなくちゃと手を出した1冊。 一応「渾身の長編恋愛小説」となっているけれど、普通のそ...

よるねこ 姫野カオルコ 集英社

『よるねこ』は一応、ホラー小説集ということらしい……が、しかし全くと言っても過言ではないほど怖くはなかった。 強いて言う...

整形美女 姫野カオルコ 新潮文庫

新しい容姿を求めて美容整形に挑んだ2人の女の物語である。 1人はブスと言われる顔から、美人と言われる顔へ。もう1人は美人...

すべての女は痩せすぎである 真説・美人論 姫野カオルコ 大和出版

『すべての女は痩せすぎである 真説・美人論』は「新説・美人論」という副題の通り「美人」に関するエッセイを集めた作品である...

特急こだま東海道線を走る  姫野カオルコ 文藝春秋

なかなかおもしろい作品だった。 昭和後期に子ども時代を過ごした大人なら、そこそこ楽しく読める作品だと思う。 特急こだま東...
スポンサーリンク