吉村萬壱

吉村萬壱

回遊人 吉村萬壱 徳間書店

作者の作品はそれほど沢山読んでいないのだけど、実はけっこう好きだったりする。初めて読んだ『臣女』は衝撃的だった。ただ「凄い」と思ったものの、あまりにも気持ち悪過ぎて再読するには至っていない。それくらいインパクトのある作品だったのだ。続いて読...
吉村萬壱

生きていくうえで、かけがえのないこと 吉村萬壱 亜紀書房

作者の作品を読むのはこれで3冊目。先の2冊で「あ。私、この人好きかも」と思ったのだけど、完全にやられた。かなり好きだわ。今回の作品はエッセイだけど、これがまた気持ち悪くて最高だった。力のある小説家だからってエッセイも面白いとは限らないのだけ...
吉村萬壱

ボラード病 吉村萬壱 文藝春秋

褒め言葉として受け取って戴きたいのだけど、作者はなんて嫌な話を書くのだろうと感心した。作者の作品を読むのはこれて2冊目だけど、たぶん私は作者と相性が良いのだと思う。不条理小説だけど『臣女』に較べるとずっとマイルドで読みやすい。誰かに「これ、...
吉村萬壱

臣女 吉村萬壱 徳間書店

この作品が2014年度最後の読書になると思うのだけど、最後に凄い物を読んでしまった。主人公は高校教師と小説家を兼業している男。彼が浮気をしてしまった事をキッカケに、彼の妻が突然巨大化していくと言う不条理小説。カフカの『変身』のような感じ。 ...