三浦哲郎

三浦哲郎

母の微笑 講談社 三浦哲郎

作者が自分のルーツについて書いた随筆集。母や兄姉達への深い哀惜が込められている作品で、三浦哲郎を好きな人には是非ともオススメしたい1冊。作者のルーツは小説『白夜を旅する人々』で語られているけれど、小説では語られなかった部分が語られていてとて...
三浦哲郎

ユタとふしぎな仲間たち 三浦哲郎 新潮文庫

私は気候が春めいてくると、きまってこの作品が読みたくなる。なにしろ書き出しからして、春っぽい。『いなかの春風のなかには眠り薬がまじっている。眠い。じつに眠い。眠くてたまらない』ときたもんだ。「眠い春」を感じるたびに、この作品を思い出してしま...
三浦哲郎

白夜を旅する人々 三浦哲郎 新潮文庫

これは私にとって愛すべき特別な本達……の中の1冊。はじめて読んだのは、ずっとずっと前のこと。なのに今でも、たま~に読む。 舞台は昭和初期の東北地方。とある旧家の一族にまつわる物語で作者の生い立ちとリンクしている部分があるので作者が書い...