読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

「た」の作家

スポンサーリンク

バルザックと小さな中国のお針子 ダイ・シージェ 早川書房

文化大革命で騒然とする中国が舞台の物語。 「再教育」と称して、農村へ送られた2人の少年が主人公と聞いていたので、自由を奪...

ありがとうございません 檀ふみ 日本経済新聞社

壇ふみのファンでもないのに、ついうっかりと手に取ってしまった。 私の中の壇ふみは往年の名番組「NHKの連想ゲーム」の回答...

リツ子その愛・その死 檀一雄 新潮文庫

最後に読んだのは何年前だったか……というほどに久しぶりの再読。 檀一雄といえば『家宅の人』と、この作品が代表作になるのだ...

火宅の人 檀一雄 新潮文庫

久しぶりに再読してみた。 再読する作品というのは、多少ならずも愛情を感じている作品ばかりなのだが『火宅の人』は「多少」ど...

漂蕩の自由 檀一雄 中公文庫

檀一雄のエッセイは「面白かった」というよりも「美味しそうだった」という感想を持つことの方が多いのだが、この作品もそうとう...

花筐・白雲悠々 檀一雄 講談社文芸文庫

講談社文芸文庫はありがたいなぁ。文庫化されていない名作を少しづつ出版してくれるのって、本好きにとってはホントにありがたい...

小説太宰治 檀一雄 岩波現代文庫

この小説は檀一雄の夫人である、ヨソ子さんが1番好きな作品だという。 小説としては、作者が書いた他の物に較べると見劣りする...

わが百味真髄 檀一雄 中公文庫

檀一雄が美味しいと感じた食べ物についての小話がズラーッと並んでいるだけの、なんとも不毛な随筆集である。 どこそこで食べた...

怪老の鱗 奇人・変人交遊録 団鬼六 光文社

官能小説の大家が書いた「変態さんいらっしゃい」なエッセイ集だった。 団鬼六の作品は何冊か読んだけれど、このエッセイ集を読...

雪の練習生 多和田葉子 講談社

ちょっと風変わりな話だったけれどかなり面白かった。 人語を解する北極熊の「三代記」。サーカスの花形で自伝を書いた祖母、女...

尼僧とキューピッドの弓 多和田葉子 講談社

フェミニズムな意味合いの強い作品だと聞いていたのだけれど、むしろ雰囲気小説かなぁ……と思って読んだ。 日本人の作家がある...

負けんとき  ヴォリーズ満喜子の種まく日々(上・下) 玉岡かおる 新潮社

ガッツリとした大河小説だった。大河小説好きにはオススメしたい1冊。 ガッツリとした大河小説を書いてくれる女性作家さんって...

天涯の船(上・下) 玉岡かおる 新潮社

久しぶりに「大河ロマン」が読めて大満足だった。 明治の動乱期に、女性がアメリカへ留学するってだけでもドラマなのに、主人公...

捨て色 玉岡かおる 角川文庫

上手い、上手くないに限らず「うわぁ~好きぢゃないなぁ」と思った作品。 忍ぶれど 色に出にけり わが恋は……よろしく「色」...

山頭火随筆集 種田山頭火 講談社文芸文庫

漂白の俳人、種田山頭火の俳句、随筆、日記を集めた1冊である。 『知ってるつもり 種田山頭火 活字版』というノリだった。こ...

フラワーズ 谷村志穂 角川春樹事務所

あまり期待していなかったのだけど、予想外に面白くて吃驚してしまった。 久しぶりにに「いっき読み」をしてしまったほど、物語...

海猫 谷村志穂 新潮文庫

『海猫』は手放しでは絶賛出来ないのだが、かなり面白く読ませてもらった。 読み手をグイグイ引っ張る力のある作品だと思う。 ...

助教授ルリコの恋 谷村志穂 集英社

それほどの力作だとは思えないし、上手いってほどでもないのだけれど、なぜかドップリとハマってしまった。 35歳の助教授ルリ...

シュークリアの海 谷村志穂 集英社

谷村志穂の書く女性は不安定な人ばかりなのだろうか? それとも、たまたま手にした2冊が、揃ってそんなタイプだったのだろうか...

妖精愛 谷村志穂 河出書房新社

谷村志穂は「なんとなく胡散臭くて好きになれないかも」という、読まず嫌いとしか言いようのない理由から、今まで手に取ったこと...

猫と庄造と二人のおんな 谷崎潤一郎 新潮文庫

多忙で図書館に行けなかった時期があり、読む物が無くなってしまったので本棚から引っ張り出して来て再読してみた。 もともと谷...
スポンサーリンク