萩原葉子

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蕁麻の家 萩原葉子 新潮文庫

詩人、荻原朔太郎の長女である作者の自伝的小説。三部作になっていて、私は完結編とも言える『輪廻の暦』から入り、それが非常に良かったので楽しみにして読んだ訳だが、いまひとつ面白いとは思えなかった。陰気でやりきれないと言うか。こういう言い方をする...
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パ・ドゥ・シャ-猫のステップ- 萩原葉子 集英社

70歳になる作者がダンス教師に恋をする話だった。一応「マネキン人形の足」に語らせてみたり、手紙っぽい形で書いてみたりしているけれど、くどすぎるほど「70歳の女の恋」の話である。私は恋をするのに年齢なんて関係ないと思っているけれど、この作品は...
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輪廻の暦 萩原葉子 講談社文芸文庫

今年は、まだ20日ばかりしか日にちが過ぎていないにも関わらず今年のベスト3には入るだろうと思うほど大当たりの本に出会えて嬉しくてならない。図書館で借りた本なのだが、これは迷わずお買い上げ決定。今まで、どうして読まなかったのかが不思議なくらい...