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「さ」の作家

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氷平線 桜木紫乃 文藝春秋

桜木紫乃の作品はこれで2冊目。前回は長編だったけれど、今回は短編集。 私は長編小説と短編小説は別物だと思っている。長編が...

ラブレス 桜木紫乃 新潮社

圧倒的に面白かった! いまどきの「ゆるふわ」なスイーツ小説に飽き飽きしている人にお勧めしたい1冊。こういう作風の女性作家...

山あり愛あり 佐川光晴 双葉社

なんだろう…佐川光晴は意外と沢山の作品を読んでいる作家さんで、密かに押していた時期もあったのだけど、最近の作品は私の好み...

おれのおばさん 佐川光晴 講談社

そこそこ面白かったのだけど、個人的には残念な1冊だった。 読み物としは及第点だと思う。 だけど、ずっと佐川光晴作品を追っ...

とうさんは、大丈夫 佐川光晴 講談社

佐川光晴の書く作品を好きって訳ではないのだけれど、私は密かに芥川賞を取って欲しいと思っていた。 最近にしては珍しく陰鬱で...

家族芝居 佐川光晴 文藝春秋

老人達が暮らすグループホームの中で起こるドタバタ人情劇を描いた作品。 アングラ芝居をやっていた役者上がりの男と、彼を慕う...

灰色の瞳 佐川光晴 講談社

佐川光晴は個人的に猛プッシュ中の作家さんではあるのだけれど、この作品はいただけなかった。残念ながら誉めるぺき部分が1つも...

銀色の翼 佐川光晴 文藝春秋

良かった。実に良かった。前回読んだ本の感想に「もしかしたらドカンと化けてくれるかも知れない」なんて事を書いているが、化け...

永遠の誓い 佐川光晴 講談社

『縮んだ愛』と似たような学校の先生の話かと思っていたが、とある夫婦の物語だった。 確かに主人公は中学校教師で、妻は保育師...

生活の設計 佐川光晴 新潮社

佐川光晴のデビュー作で、自伝的な色合いの濃い作品だった。 働く主夫で、しかも仕事が屠殺業の主人公というのは、ちょっと珍し...

極東アングラ正伝 佐川光晴 双葉社

佐川光晴の作品を読むのは、これで3冊目。1冊目は満足して、2冊目はがっかりした。そして今回3冊目では感動した。良かった…...

縮んだ愛 佐川光晴 講談社

地味な作品だった。とくに書き出しの凡庸さには溜息が出てしまうほどだった。 佐川光晴の作品を読むのは2冊目だが、最初に読ん...

ジャムの空壜 佐川光晴 新潮社

真面目な人間が書いた、真面目な作品だと思う。 ただ、ちょっとその真面目さが怖いような……居心地の悪い印象も受けた。不妊治...

大統領のクリスマスツリー 鷺沢萠 講談社文庫

とても良く出来た恋愛小説だと思った。一言で言えば「上手い」っ手感じ。 まるで映画を観ているようだった。ビジュアル的にも美...

徘徊タクシー 坂口恭平 新潮社

社会からややはみ出し気味の主人公が「徘徊タクシー」と言う、徘徊癖のある認知症の老人のためのタクシーを始める……と言う物語...

徳川慶喜の子ども部屋 榊原喜佐子 草思社

徳川慶喜の孫にあたる榊原喜佐子が書いた随想録。 榊原喜佐子が子供の頃に書いていた日記を元に描かれていて、題名の通り子供時...

和菓子のアン 坂木司 光文社

百貨店の地下食料品売り場に出店している老舗和菓子店で働く人達をとりまく小さなミステリーを描いた物語。主人公は高校を卒業し...

ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録 酒井美意子 講談社文庫

前田公爵家にの長女ととして生まれた著者が戦前、戦後の動乱期の生活を書いた自伝的作品。 煌びやかな内容なので、大河ドラマ好...

負け犬の遠吠え 酒井順子 講談社

「子無し独身の30代女性」を「負け犬」と定義し「負け犬」の生態を観察し「負け犬」の生き方や、今後の生活を考えるエッセイ。...

あんちゃん、おやすみ 佐伯一麦 新潮文庫

47編の小品からなる連作短編集。 少年時代の思い出を書いた短編小説とも、エッセイともつかないような短い話を連ねて1冊の作...

ア・ルース・ボーイ 佐伯一麦 新潮文庫

有数の進学校を中退した少年と、シングル・マザーになって女子校を退学させられた少女がママゴトのような同棲をはじめるところか...
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