なかにし礼

なかにし礼

赤い月(上・下) なかにし礼 新潮文庫

作者が自分の母をモデルにして描いた作品とのこと。ヒロインの息子=作者という設定らしい。ヒロインの半生……という形になっていたが第二次世界大戦下の満州での生活から、引き揚げあたりが物語メインで、ドラマティックで読みやすい仕上がり。 自由...
なかにし礼

長崎ぶらぶら節 なかにし礼 文春文庫

学問のことしか頭にない男と、その男に恋した大年増の芸者が、長崎につたわる「歌」を探す……という大筋のもで長崎で芸者として生きたヒロインの半生を描いた作品で最近の小説にしては、やや古風な印象をうける仕上がりになっていた。 「竹を割ったよ...