中山可穂

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銀橋 中山可穂 角川書店

中山可穂の宝塚シリーズ。『男役』『娘役』に続く3作目は『銀橋』。 銀橋とは 宝塚歌劇で舞台前面のオーケストラボックスと1階客席との間にあるエプロンステージのこと。出演者と観客が最も近くなる特別な場所で宝塚独特のシステム。感覚としては歌...
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ゼロ・アワー 中山可穂 朝日新聞出版

私にとって中山可穂は恋人のような存在だった。長年読書をしていると必要以上に思い入れしてしまう作家が出てくるものだ。父的存在は遠藤周作と吉村昭。母的存在は有吉佐和子と河野多恵子。そして中山可穂は恋人。しかしこの作品を読んで彼女は私にとって、も...
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娘役 中山可穂 角川書店

前作の『男役』に続く宝塚小説第2弾。今回は『娘役』。宝塚の娘役さんがヒロイン。そして、その娘役に片思いするヤクザの男の物語。中山可穂らしいドロドロの恋愛…ではなくて、あくまでも宝塚歌劇団を描いた作品で、ヤクザのパートは宝塚話に付随している感...
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男役 中山可穂 角川書店

中山可穂と言うと「なかなか新作を書いてくれない作家さん」と言うイメージが強い。何年も新作が出なくてヤキモキさせられてばかりだったので、前回の『愛の国』からあまり間を空けずに新作が出ていて吃驚した。新作が出ていた事を知らず、ネットで情報を知っ...
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愛の国 中山可穂 角川書店

中山可穂と江國香織の作品って毎度、感想が書き難い。下手な事を書くと熱烈なファンから特攻されるからだ。このサイトは弱小過ぎるほどに弱小で見てくださっている方は少ないのだけれど、それでも中山可穂と江國香織関係は特攻される事が多い。(特攻と言うの...
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白い薔薇の淵まで 中山可穂 集英社

「感想を書いて欲しい」とのリクエストを戴いたので数年ぶりに再読してみた。私は個人的に中山可穂の作品を4つに分類している。1、不倫系。2、ドラマチック系。3、理不尽不幸系。4、添い遂げる(あるいは添い遂げようとする)系。この作品は2と3の中間...
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小説を書く猫 中山可穂 祥伝社

中山可穂、初のエッセイ集と言うことで、久し振りに中身をチェックせず発売日に買ってしまった。作品と作者は別物だから、面白い小説を書く人が面白いエッセイを書くとは限らないけれど、好きな作品を書く人がどういう人となりなのか気にならないと言ったら嘘...
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華伽藍 中山可穂 新潮社

「感想を書いて欲しい」とのリクエストを戴いたので数年ぶりに再読してみた。5つの短編が収録された短編集。実は表題作と『燦雨』以外の作品については、内容をすっかり忘れていたので新鮮な気持ちで読むことが出来た。それぞれに日本的な小道具が生かされた...
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悲歌(エレジー) 中山可穂 角川書店

久しぶりの新刊。読みたくてたまらなかったくせに、読むのが怖くて、読むのをずっと躊躇っていたのだけれど、やっと読むことが出来た。『隅田川』『定家』『蝉丸』の短編3作。今回は私の中にある作者への期待度が低かったせいか「面白かった」と満足出来た。...
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サイゴン・タンゴ・カフェ 中山可穂 角川書店

今にはじまった事ではないが、作者の描く男性は酷い。どの作品も男性はおざなりに描かれていて、細部まで丁寧に描かれている女性に較べると、粗野でいい加減な印象を受ける。この本は表題作他数本からなる短編集なのだが、その中の何本かは「そりゃ、ないわ」...
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感情教育 中山可穂 講談社文庫

初めてこの作品を読んだのは、もう何年も前のこと。久しぶりに再読してみた。ここのところの中山可穂作品は肩透かしを喰らうことが多くて、正直なところ「私もこの作家さんから卒業する時期なのかも」なんて事を思ったりしていたのだけれど、改めて読んでみる...
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ケッヘル(上・下) 中山可穂 文藝春秋

中山可穂の新作…って事で期待していたがイマイチだった。ひと言で片付けるなら出来損ないのミステリー小説だと思う。。突拍子のない設定と、音楽の蘊蓄は面白かったけれど、それ以上の物は見出だせなかった。 新しい切り口に挑戦してみたのだと思うけ...
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深爪 中山可穂 講談社文庫

発売時に読んだのだが、久しぶりに再読してみた。作者の作品では「薄味」の部類で、世間的な評価はイマイチな感じだが、個人的には好きな作品である。 私は「不倫」ってヤツが大嫌いだ。誰がなんと言おうが、いかに恋が素晴らしいものであろうが、世の...
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弱法師 中山可穂 文藝春秋

この上なく陳腐な恋愛小説集だった。陳腐さ加減レベルで言うなら『世界の中心で愛を叫ぶ』と肩を並べられるのではないかと思う。最初のページを読めば、話の流れから人物設定まで予想できてしまうような話ばかりだった。あまりにもお約束過ぎな物語り。しかし...
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猫背の王子 中山可穂 集英社文庫

今週は図書館へ行けなかったので、週末を迎えるより先に「ストック本」がなくなってしまい「久しぶりに」と言うか「また」と言うか手にとって読んでしまった。もう何度も読んでいて話の筋どころか、セリフだって覚えてしまっているのに、それでも読みたくなっ...
中山可穂

サグラダ・ファミリア 中山可穂 新潮文庫

中山可穂は「レズビアン作家」と称される本年度の山本周五郎賞を受賞した実力作家でもある。彼女の作品は、かなりの数の作品を読んできたが、どれも骨太で「作者の思い入れ」がギッシリ詰まっているような気がして、それゆえに「出来のほどはイマイチ」だった...
中山可穂

マラケシュ心中 中山可穂 講談社

面白かった。面白くて、昨夜は一気読みしてしまった。久しぶりにブッチギリの恋愛小説を読んだ……という充実感を得ることができた。レズビアンの恋愛を扱った作品だが、同性愛云々というよりもありきたりな恋愛小説として読んでも差し支えないかと思われる。...
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ジゴロ 中山可穂 集英社

本の内容とは、まったく関係のないことだが私はこの本でもって、生まれてはじめて「図書館予約」デビューした。予約してまで読みたかったも言えるが、買うまでもなかった……とも言える。なんだかんだ言って、作者の作品は好きなので押さえていたかったのだ。...