多和田葉子

多和田葉子

雪の練習生 多和田葉子 講談社

ちょっと風変わりな話だったけれどかなり面白かった。人語を解する北極熊の「三代記」。サーカスの花形で自伝を書いた祖母、女曲芸師と伝説の『死の接吻』を演じた母、そして一時期世界的に話題となったクヌートの物語。「熊視点」で語られる話は斬新だが、し...
多和田葉子

尼僧とキューピッドの弓 多和田葉子 講談社

フェミニズムな意味合いの強い作品だと聞いていたのだけれど、むしろ雰囲気小説かなぁ……と思って読んだ。日本人の作家があるドイツの修道院に取材に行くところから物語が始まり、そこで起きた事件について描かれている。作者の言いたいことは理解できなくも...