谷川俊太郎

谷川俊太郎

母の恋文谷川徹三・多喜子の手紙 大正十年八月~大正十二年七月 谷川俊太郎 新潮社

谷川俊太郎が自らの両親の手紙を編集した書簡集である。人の恋文を読むというのは、ひどく退屈な作業だってことをはじめて知った。作家の書簡集(恋文)を読むのはけっこう好きで、よく読むのだが「往復書簡」で、一方が文筆業の人でないとなると、ものすごく...