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「お」の作家

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琥珀のまたたき 小川洋子 講談社

最近、小川洋子は調子が上がってきている気がする。 『琥珀のまたたき』では圧倒的な小川洋子ワールドを堪能させてもらった。 ...

金魚姫 荻原浩 角川書店

お久しぶりの荻原浩。嫌いじゃないのだけど私にとって当たり外れの激しい作家さん。 ツボにハマる時は最高なのだけど、微妙に外...

ロストデイズ 大崎善生 祥伝社

大崎善生は好きな作家さんなのだけど、今回はあまり楽しむことが出来なかった。 もし、私が独身時代に読んでいたら、それなれら...

夜のピクニック 恩田陸 新潮社

真面目な青春小説だった。とある高校に全校生徒が24時間かけて80キロを歩く「歩行祭」と言う伝統行事があり、その歩行祭が物...

黄昏の百合の骨 恩田陸 講談社

少女漫画風味爆走……というノリの小説だった。 かなり馬鹿馬鹿しいが、漫画だと思えば、そこそこ楽しめるのではないかと思う。...

ネバーランド 恩田陸 集英社

なかなか楽しませてくれる小説だった。なにしろ舞台が私立男子校の寮ときたもんだ。 『摩利と新吾』だの『トーマの心臓』だのと...

幸福な王子 オスカー・ワイルド 新潮文庫

クリスマスが近づいてくると、ふと読みたくなる1冊。 クリスマスってのは西洋の行事なので、西洋の話を読みたくなるのは自然な...

水に埋もれる墓 小野正嗣 朝日新聞社

『水に埋もれる墓』は私に受け付けない文章だったが、ある意味において上手いと思う。読んでいて気分が悪くなる文章なのだ。モダ...

夏と花火と私の死体 乙一 集英社文庫

ジャン・コクトー風味ただよう物語だった。 17歳で書いたとは思えないほどの出来栄え。「死体の視点」というのも面白いし、子...

暗黒童話 乙一 集英社

ひとことで感想を語るなら「そこそこ出来たB級ホラー」ってところだろうか。 童話にホラーを絡めるのも、眼球に持ち主の記憶が...

GOTH 乙一 角川書店

初めて読んだ『石の目』が良かったので、続けてこれも読んでみた。 図書館のホラーの棚に並んでいたし、猟奇殺人を扱った連作短...

石の目 乙一 集英社

子供の頃から、お話を読むのが、好きで好きでたまらなかった人が書いた小説だなぁ……と思った。 創作童話風の短編が4つ収録さ...

愛情はふる星のごとく 尾崎秀実 青木書店

『愛情はふる星のごとく』は作者の尾崎秀実が獄中から家族に当てて書いた手紙をまとめた書簡集。 尾崎秀実は理論家で、ジャーナ...

押入れのちよ 荻原浩 新潮社

巷で「面白い」と言っている人が多かったので、図書館で借りるのを楽しみにしていたのだけど……それほど面白いとは思わなかった...

明日の記憶 荻原浩 光文社

実に面白かった。なんと言うか、かなり良かった。「そうか、こう来たか!」ってレベルで。 若年性アルツハイマー症候群で記憶を...

オロロ畑でつかまえて 荻原浩 集英社文庫

それなりに楽しめる1冊だった。 村おこしシリーズと言うべきか、広告代理店シリーズと言うべきか。『メリーゴーランド』だの『...

コールドゲーム 荻原浩 新潮文庫

いきなりネタバレを書いちゃうので「ネタバレ勘弁」な方は、ご遠慮くださいませ。 『コールドゲーム』の感想を書くにあたっては...

メリーゴーランド 荻原浩 新潮社

荻原浩は初挑戦の作家さん。 『メリーゴーランド』想像していたより面白くて吃驚しちゃった。 冴えない公務員が、第三セクター...

樹上のゆりかご 荻原規子 理論社

良く出来た作品なんじゃないかと思う……なんて事を書いてはみるものの、個人的には、まったくと言っていいほど受け付けない作品...

注文の多い注文書 小川洋子・クラフト・エヴィング商會 筑摩書房

小川洋子とクラフト・エヴィング商會の共著。 注文者が小川洋子の書く登場人物で、注文先がクラフト・エヴィング商會と言う設定...

ことり 小川洋子 朝日新聞出版

「これだよ、これ! 私が読みたかった小川洋子はこれ!」と叫びたくなるような作品だった。 久しぶりの長編小説。出版された事...
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