恩田陸

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夜のピクニック 恩田陸 新潮社

真面目な青春小説だった。とある高校に全校生徒が24時間かけて80キロを歩く「歩行祭」と言う伝統行事があり、その歩行祭が物語の舞台となっている。主人公は女子高生で、クラスに異母兄弟がいて、彼と確執をもったまま歩行祭に挑んで……という筋書き。 ...
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黄金の百合の骨 恩田陸 講談社

少女漫画風味爆走……というノリの小説だった。かなり馬鹿馬鹿しいが、漫画だと思えば、そこそこ楽しめるのではないかと思う。「大人の読み物」として冷静な気持ちで読んではいけない。綺麗で超人的な人しか出てこないので。「そんなヤツいねぇよ」と思った時...
恩田陸

ネバーランド 恩田陸 集英社

なかなか楽しませてくれる小説だった。なにしろ舞台が私立男子校の寮ときたもんだ。『摩利と新吾』だの『トーマの心臓』だのといった、往年の名作漫画にドキドキした世代の人間にとって、私立男子校の寮というのは、1つのドリームなのである。設定をオカズに...