桐野夏生

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夜の谷を行く 桐野夏生 文藝春秋

あさま山荘事件事件に関わった女性の後半生を描いた物語。 あさま山荘事件は私が生まれた1972年に起こっている。私は母から「白蓮がお腹にいる時にテレビでずっとあさま山荘事件の映像を見ていた」と言う話を聞かされた育った。 しかし私は...
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路上のX 桐野夏生 朝日新聞出版

相変わらず桐野夏生は面白いなぁ。お流石でございます! 桐野夏生に会って話をするチャンスなんて死ぬまで無いと思うのだけど、もし桐野夏生に会えたら聞いてみたい。「いつも、さも見てきたかのように書いていますが、あれは頭の中で生まれるんですか? そ...
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奴隷小説 桐野夏生 文藝春秋

奴隷をテーマにした7つの短編からなる短編集。「流石は桐野夏生!」と唸ってしまった。物凄く嫌な感じ(褒め言葉)の作品揃い。道を歩いていたら突然上から鳩の糞が落ちてきた…くらいのレベルで「ああっ。もう!」って気分になってしまった。嫌な感じの作品...
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デンジャラス 桐野夏生 中央公論新社

これは面白かった! 谷崎潤一郎と桐野夏生が好きな人には是非とも読んで欲しい作品。『細雪』の次女雪子のモデルだったと言われている、重子が語り部になっていて、作家谷崎潤一郎のハーレムめいた生活が描かれている。「実際に見てきたように書く」桐野夏生...
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猿の見る夢 桐野夏生 講談社

銀行からファストファッションを扱う企業に出向した定年前のエリートサラリーマンが主人公。将来は都内に二世帯住宅を建てよう…などと思う反面、10年来の愛人がいる。なんとなく『課長島耕作』を思い浮かべてしまうような、女から見ると都合の良いサラリー...
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バラカ 桐野夏生 集英社

東北の震災以降、震災をテーマにした小説が沢山発表されたけれど、この作品もその中の1つ。数ある震災文学の中では圧倒的に面白い部類だと思う。流石は桐野夏生だと驚かされた。「そこまでやるか?」「そこまでネタにするか?」と。震災文学と言っても格調高...
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抱く女 桐野夏生 新潮社

ツイッターで評判が良さそうなので読んでみた。私はなんだかんだ言って桐野夏生が好きみたいだ。グロテスクな話も多いし「それって、人としてどうなの?」と思わせるような人も出てくるのだけど、勢いのある文章と圧倒的な筆力でグイグイ読ませてくれるところ...
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緑の毒 桐野夏生 角川書店

期待通りの桐野節炸裂の作品だった。実に感じの悪い1冊。この人って本当に「嫌な奴」とか「感じの悪い奴」を書くのが上手い。上手過ぎると言ってもいい。 連続レイプ犯は医師。そしてレイプ犯の妻も医師でしかも不倫中ときたもんだ。その周囲を取り囲...
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ハピネス 桐野夏生 新潮社

お洒落なタワーマンションに済む子育て主婦達が織りなす悲喜こもごも。『VERY』というファッション誌に連載されていた作品とのこと。ママ友達の格差だの、女の意地の張り合いだの、昼ドラ的な物語だった。 面白いと言えば面白かった。人物描写の上...
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ナニカアル 桐野夏生 新潮社

林芙美子の伝記風小説。主人公は林芙美子。その時代生きた作家さんや、時代そのものが好きな人が読むと面白い作品だと思う。ただし、桐野夏生好きの人に限る。 物語の途中までは面白く読んでいたのだけれど、途中から飽きてしまった。私は林芙美子が好...
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女神記(新・世界の神話) 桐野夏生 角川グループパブリッシング

日本神話をモチーフにした創作小説。イザナミ、イザナギの国作りと愛憎、とある南の島の理不尽な風習とその風習に翻弄される男女の物語。男女の…と言うよりも「女の」と言った方が良いのかも知れない。女の恨み節を延々と聞かされる作品なのだ。 もの...
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残虐記 桐野夏生 新潮文庫

実際にあった監禁事件がモデルにされていると聞いていたので、今まで読むのを避けていたのだけれど、人から「案外そうでもない気がする」と聞いたので私も手に取ってみた。なるほど、私も案外そうでもない気がした。 少女誘拐監禁事件がテーマになって...
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IN 桐野夏生 集英社

主人公である小説家が自分の小説を書くための資料として、島尾敏雄『死の棘』のオマージュとして書かれた作中作『無垢人』の登場人物を調べていくことによって浮き彫りにされていく人間関係を描いた作品。私が最も苦手とする恋愛…不倫が描かれていて「読むの...
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東京島 桐野夏生 新潮社

現代大人版『十五少年漂流記』だった。太平洋に浮かぶ無人島に32人が漂着し、そのうち女性は46歳の主人公のみ。なんと魅力的な設定!しかも私は「漂流記」という読み物が大好きなので、しかも作者の作品は好きなのでワクワクして読みはじめたのだけど、こ...
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白蛇教異端審問 桐野夏生 文春文庫

作者はじめてのエッセイ集とのこと。表題作以外に、日記や映画評、コラムなど色々。ご本人曰く「エッセイは苦手」とのことだけど、なるほど納得。エッセイとしては面白いとは言い難い。ただ「桐野夏生」という作家が好きな人なら読んでおいて損は無いかと思う...
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Im’ sorry,mama. 桐野夏生 集英社文庫

久しぶりにノワール小説を読んだ。今さらだけど、敢えて言いたい。「やっぱり桐野夏生は面白い」と。主人公は、とんでもない悪人(悪女)。「憎めない悪人」ではなく「どうしようもない悪人」で、ここまで悪い人が出てくる小説を読むのは何年ぶりかの事だった...
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魂萌え!(上・下) 桐野夏生 新潮文庫

噂通りの面白さだった。母の友人から「すごく面白い!」と熱く感想を聞かされて、読んでみようと思った訳だが、この作品が世の奥様(特に年輩の方)のハートを鷲掴みにした理由はよく分かった。主人公のような奥様って、ご近所に数人はおられると思う。人間観...
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リアルワールド 桐野夏生 集英社文庫

こういう作品を面白いって言うんだろうか? なるほど「いまどき」な感じで「世相を反映している」と言えなくもないけれど、サッパリ面白さが分からなかった。母親殺しの少年の逃亡を、携帯電話を通じて女子高生達が応援する…って筋書き。少年犯罪が珍しいも...
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柔らかな頬 桐野夏生 文春文庫

直木賞受賞作のミステリー本。ブックオフの100円棚に並んでいたので、ウハウハと購入したのだけれど「これって、そんなに面白いの?」と言うのが正直な感想。イマイチ感じるところが無かったのだけど。ミステリーとしても、ミステリー抜きの読み物としても...
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玉蘭 桐野夏生 文春文庫

読了するまで、思いの他時間が掛かってしまった。小難しい文章では無かったのだけれど、導入部に食いついていくことが出来なかったと言うか。現在と過去の話を平行して進めつつ、2つの話が交差する……という、ちょっと趣向を凝らせた作りになっていて、作品...