加納朋子

加納朋子

無菌病棟より愛をこめて 加納朋子 文藝春秋

急性白血病と診断された作者自身の闘病記。小説枠からは外れる作品なのだけど、素晴らしい1冊だった。 難病や死病に罹った人の闘病記はたくさん出版されているけれど「作家が」となると珍しいかも知れない。白血病と言えば小説やドラマに登場する花形...
加納朋子

コッペリア 加納朋子 講談社

関節球体人形に興味のある人なら、それなりに楽しめると思うのだが、そうでなければちょっと厳しいかな……と思う作品だった。天野可淡や四谷シモンあたのをモデルにして描かれたものなのだろうか? モデルというのは言い過ぎでも、頭の隅にはあったと思う。...
加納朋子

ささらさや 加納朋子 幻冬舎

どうしたものか、無性に「気持ちの良い物語」を読みたくなって手をとった。人殺しもなく、あまり嫌な感じの人間が出てこなくて、素直に良かったと思えるような、そんな作品を。それでもって作者のことを思い出したのだ。あの作家さんなら、そういう物語を書く...
加納朋子

ななつのこ 加納朋子 東京創元社

芝居の中で演じられる芝居のことを「劇中劇」と言うならば本の中に書かれている本は、なんと言うのだろうか? この作品は『ななつのこ』という本の作者と、読者が文通するという、ちょっぴり変わったスタイルの中で、ちょっぴり変わった出来事について本の作...