加賀乙彦

加賀乙彦

ザビエルとその弟子 加賀乙彦 講談社

最近、ついつい読みやすい本にばかり流されがちで「頑張って読まなきゃ」って雰囲気がある作品を避けていたのだけれど、やはり「頑張って読まなきゃ」な感じの作品ってのは、それ相応に良いものだと思った。難解とまではいかないまでも、鼻歌交じりで読む本で...
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夕映えの人 加賀乙彦 小学館

手堅い感じで面白かった。題名のイメージだけで手に取ったので「白い横顔が美しい人妻」と不倫する話かと勝手に思ったものだったが、精神科で働く勤務医の人後半生が淡々と綴られたものだった。主人公は雇われ院長なので、ちょっとノリは違うけれど北杜夫の『...
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永遠の都(1~7) 加賀乙彦 新潮文庫

文庫本7冊揃いの長編小説。あまりの長さに2002年の夏の半分をこの作品に費やしてしまった。時代は大正二年から第二次世界大戦が終わるまで。外科医時田利平と、その一族の物語で北杜夫『楡家の人々』とイメージが被るようなシュチュエーションで話が展開...