井上荒野

井上荒野

ひどい感じ 父・井上光晴 井上荒野 講談社

わたしは、たとえ「イマイチだなぁ」と思った作家さんの作品も、とりあえず3冊は読むのを身上にしている。どんな大作家だって作品の全てが面白い訳ではない。もしかしたら初めて手に取った1冊は、その作家さんにとって最低の1冊かも知れない……と思うと、...
井上荒野

ヌルイコイ 井上荒野 光文社

またしても題名に惚れて手にとってしまった作品である。ヌルイコイ……いいぢゃん。もしかしたら私の同志が登場する小説? などと期待に胸を膨らませてしまったのだ。私は、どうしようもない恋愛淡白質で30年も生きてきて「熱い恋」というものを知らない。...